僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

(3/21)尾崎豊 シェリー

2010年03月21日 11時45分20秒 | 名曲
尾崎豊 シェリー



尾崎豊さんの歌では
よくテレビの歌番組で取り上げられるのは
I LOVE YOU
名曲としてこれからもこの曲の出現率は高いのでしょう。
私が好きなのは
このシェリー。

彼の歌詞の特徴は
「街」
「街角」
が多い。
CDを聴いていると
この言葉が多用されていることに気付く。
街や街角という語彙から
何を想像するかというと
雑踏の中の孤独
ビルや車や人が多い中で自分がいても
孤独な気持ち。
これを想像している。
この孤独感はやりきれない。
人とのつながりを求めて街にやってきても
つながることのできない内面の孤独。
私は彼の心をそのように想像している。
その街に来る前に
闇の中から抜け出そう、街に行けば
きっと何かつながるかもしれない
しかしやって来ても
孤独、孤立がますます強調されるだけだった。
この先、どこへ行ったらいいのだろう、と
再びさまよう。
こんな感じに受け止めました。

さて
このシェリーの歌詞には
その街は出てこないけれど
孤独感は出ています。
愛するシェリーに
自分の不安定な生き方を卑屈なまでに
訴え、問うている。
生き方に自信がない、何をしても自信がない
やり方が誤っているのではないか
愛する君がいても
愛される資格はあるのか
最後のほうで
たくさんの疑問を彼は独白するのです。
そんな歌詞に共鳴する人たちが多い。
なぜなら
誰もがそういう孤独や生き方の自問自答を持っているから。
それをあのメロディに乗せるからますます
むせび泣くような気持ちで
この歌を聴くのだと思います。


カップヌードルのCMでこの曲が夜中に流れたとき
なんと美しい曲だろう、切ない曲だろうと思いました。


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