僕たちの天使

私の愛する天使たち、ネコ、山P、佐藤健君、60~80年代の音楽、バイクなどを徒然に語っていきます。

(10/13)NHK世界遺産 エーランド島を観る。

2007年10月13日 23時29分49秒 | Weblog
気温が下がった。
今日は20℃を越えなかったようだ。
北国は初雪。
いよいよ冬に向かいつつあるこの時季。
東北の都会は
雪が少ない。
雪を秘かに乞う私である。
ネコたちのために
コタツを1階と2階の奥の部屋にセットした。
喜んで中で寝そべっている。


午後
昼寝をする。
久しぶりにぐっすり眠った。
最近考え事が多く
あまり熟睡できなかったせいか
身体がだるかったり
頭が重かったりしたが
夕方目覚めたときは
一瞬
どこで寝ているのか
何時(朝かと思った)なのか
わからなかったほどに
ぐっすり寝た午後である。
寝た!という感じが心地よい。

テレビであまり観たいものがなかったので
NHKの
世界遺産を観ていた。
ああ
拾い物である。
癒される。

スウェーデンの
エーランド島という島の映像。
世界遺産というと
何かしら
古代の建造物や豊かな自然の登録を
思い勝ちだが

このエーランド島は
そんな建物もない
緑豊かな山とか壮観な景色などではない。
一見どこが世界遺産なのだろうかと
思わせる。

アルバーレットという、石灰岩の土壌、不毛地帯が広がる。
大きな木、森もない。
植物も生物も少ない。
その地と境界の緑のある所に村、町が点在する。
酪農を中心とした村。
その紹介であった。
短い夏の間に、酪農の仕事を済ませる。
子供達も当たり前のように手伝い
夏至祭には村人たちが集まり
太陽に向けて様々な花の飾りをつけたポールを立て
祝い、お祭りをする。
放牧された牛たちは
ミルクをたっぷりと母乳に溜め
早く絞ってもらいたくて
牛舎に戻るために
自ら整列する光景。
牛たちの日常である。
のんびりとした、
と書くと
申し訳ない表現だが
毎日このように規則正しく
牛たちも
村の一員のように生活しているのが
わかる。
決して
何者にも邪魔されず
農業を発展させようという欲望もなく
古代から
守ってきた規律。

なるほど
これが世界遺産なのだ、と思った。
守るべきは
古代からの質素な規律、日常である。
派手なものは一切ない。
大きな橋を渡れば
巨大な経済の国。そこはそこで生きる人々。
普通に暮らし
観光のためにあれやこれや工夫しない。

それが世界の遺産である。
そうつくづく心から思った。
本当の意味での
世界遺産である。

世界を見聞しない私に
こういう
世界があるのだ、と
教えてくれた番組である。

癒された。
私の、あれもこれも、という欲望を
少し抑えてくれる
いい番組であった。





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