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降って来るもの

写真と散文とぽえむ

喪中

2021-12-21 05:58:08 | 徒然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

   ※喪中はがき

 

 今年も、先週の15日から年賀状の受付が始まった。気忙しいけれど、それはそれで年月や時間を区切り、人生の一つの句読点にはなる。

 若い人は、若い人に限らず最近はスマホなどで簡単に済ませてしまう傾向にあるけれど、それは多分時代を反映していて一概に批判は出来ないのだが、昭和20年代にこの世に生を受けた僕には、アナログよりも更に遡った昔々の言葉の交流の時代こそが、心地よく身体を委ねられる”心の古里”なのだ。

 という訳で”賀状仕舞い”を宣言する人も増えつつある中、僕は相変わらず宛名を書いてはその人のイメージを蘇らせてひと言を添える、手書きの年賀状を作成している。

 10月半ばから届き始めた”喪中はがき”が、今年も去年と同じ枚数の6枚になった。この先もきっと、似たようなペースで増えるに違いないと思うと些かの侘しさを禁じ得ない。

 身内の不幸事での喪中と、一人は友人の嫁さんからの死亡告知と合わせた葉書。年齢を加味すれば、若しかしたら今後はその様態の葉書が増えてゆくのかも知れないとも思う。

 それ以外に”年賀仕舞”の告知が2枚。年に一度、僅か50~60人との、せめてもの”心の遣り取り”の中で今年は10人近くの人との交換が不必要になったのだ。

 それでも僕は、年にたった一回”繋がっている”を確認する機会として、一人ではないことを心に刻む為にも、縁の糸によって生かされていることを認識する為にも、まだ暫くは年賀状作成を続けてゆく意向だ。

 年末のそんな細やかな感慨にも、遣り過ごしてきた年月の数の多さと、残されているだろうinochiの存在の短さを想う。それ故僕にとっての元日に届く年賀状は、年に一度のinochiの名刺交換と、そこに居る縁のヒトの存在を再確認する場でもある。

 そんなこんなの意味を含ませて、元旦のそれぞれのanataに僕の無事の知らせが届くようにと、宛名の一枚一枚に縁のそのヒトの横顔を蘇らせながら、少しずつ書き始めている。元旦に届くタイムリミットの28日までの投函を目指して。

            2021 12/21 まんぼ

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天邪鬼の晦渋~poet~

2021-12-20 21:45:20 | si 26

     天邪鬼の晦渋~poet~

 

二日三日と緘黙の日が続いた

どの時間にも

触れてくる気配は起きなかった

胸の空を澄ませても

降って来るひと言の翳も生まれなかった

 何時か・・は焦りになる

 焦りは・・panicを齎す

 混乱は・・絶望を呼び寄せる

不安の三段活用のように

指先のpenが

虚しい吐息をひとつ

 何一つ保証されたものはない

それぞれのinochiのように

何の確約もない

一瞬の間が

永遠へのプロローグの場合もある

 三昔も前の

苦渋の日日のように

膨大な月日に亙って

書けなかった苦汁の時間のように

 兎にも角にも

こんな風に由なし事を綴れている間は

僕のポエムとして自律させている間は

その満足感に生かされている間は

 僕は変わらず

饒舌な詩人として

其の儘の自分を生きて行ける

 何時でも

突然の不通をココロに定め

覚悟して

書く事を継続してゆきたい

 己がlifeのピリオドと

合致するその刹那まで

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初雪降る

2021-12-20 05:50:00 | 風景

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

日曜日の昨日は寒かったですね。朝窓越しに外を覗いてみると”初雪”が。

花の鉢に

屋根にも

    

自治会の出合い(10:00am)まで時間が有ったので、何時もの様に完全武装してウオークに。

うっすらと初雪が積もって、寒々とした師走の風景デス。

刑事のように

此の日此の時間此処に居た事の証拠写真を

時々暗い空から”雪時雨”が

     

初雪が降った寒い日曜日でした遠山も雪で霞んで・・

   

              12/20 06:01:05 まんぼ

 

 

 

 

 

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虫の知らせ

2021-12-19 20:55:15 | si 26

     虫の知らせ

 

虫の知らせは

何処かから

ほんとうに届く

 

未来からの重い言伝かも知れないし

過去から浮き上がる始末書かも知れない

 

何れにしても

loveレターのように

心弾む文面でないのは

粗方想像できる

 

愛の最中で善がっている間は

誰にも

速達便を出す必要もないのだから

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木偶の唄~MY-LIFE~

2021-12-19 05:15:51 | si 26

     木偶の唄~MY-LIFE~

 

夕ぐれどきは 切なくて

夕ぐれどきは 儚くて

 

冬の始めは 淋しくて

冬の始めは 寂しくて

 

遠い昔は 哀しくて

遠い昔は 輝いて

 

短い明日は 夢の現

長い昨日は 夢の幻

 

生きる真実 虚か実か

inochiの在処 虚々実々

 

此処は何処いずこの 魑魅

其処は何処どこの 魍魎

 

夕暮れどきは 物思い

黄昏どきは 溜息ひとつ

 

冬の始めは 忽然と・・

冬の終わりは 泰然と・・

 

木偶の謡の 独り芝居

ひとり奏でる my life

 

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 何故か何時もより早く目が覚めてしまいました。え~い!儘よと起き出して・・、イエイエ、特別に何かある日曜日じゃないんですが、この闇の中の静謐が好きなので心と体の身支度を整えながら「MY-LIFE」を書き上げてUP。

 plusして予定していたタイトル「優しい雲を!!」の画像を

   

良い日曜日に成りますように!!anataもbokuも 12/19 05:15 まんぼ

 

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僕は此処に

2021-12-18 21:10:23 | si 26

       僕は此処に

 

心空を

どんなに淋しいkazeが吹き抜けても

胸海に

どんなに荒々しい白波が立っても

周囲に

どんなに騒々しく渦が巻いても

身近に

どんなに痛い旋風つむじが舞っても

視線の先が

どんなに暗く陰鬱でも

のぞみの星が

どんなに長々と雲隠れしても

inochiの灯が

どんなに儚げに揺れても

 

僕は此処に・・

 

soulの揺らめき感じてくれる人の為に

私語ささやきを聴き取ってくれる人の為に

気配に触れてくれる人の為に

送信を受け取ってくれる人の為に

情感を戦そよがせてくれる人の為に

共鳴する音叉を抱く人の為に

心情の絲を結んでくれる人の為に

 

僕は此処に居る

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最大降葉数~黄の生地~

2021-12-18 06:30:04 | 植物

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 予報の雪こそ降っていませんが、暗闇を渡って行く風がそれ以上の寒さを感じさせる、師走18日土曜日の、まだ夜が続いている六時一分デス。

 ※「最大降葉数」

先日工場のある敷地に20年以上前に植えた”ヤクシマオナガ楓”が殆どの黄色い葉っぱを落としました。

ヤクシマオナガ楓一本の、此れが黄葉の”winter生地”です

 

上の写真は、12月14日の撮影。

14日と云えば「忠臣蔵」のclimax、赤穂浪士が雪の降る払暁、吉良邸に討ち入った日付。

BS12で録画した「忠臣蔵」8話と9話CMの30分を飛ばしながら(その為の録画)合わせて90分、楽しみました。8話は予想通り「大石、東下り」の話。9話は12/14、決行前夜までの話。不覚にも三度涙ぐんでしまいましたよ。もともと弱い涙腺が、歳を重ねて歯止めが利かなくなっているように・・。

久方の感涙は、眸や目蓋のもってこいの大掃除に成りました

来週はいよいよ完結編。”南部坂の別れ”や”赤垣源蔵”や”俵星玄番”のエピソードに触発されて、きっと目蓋に涙を滲ませるのでしょうね。”ナ・ミ・ダ”を、若造のように・・。

               2021 12/18 06:30 まんぼ

 

 

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木偶の私語~Timing~

2021-12-17 21:44:28 | si 26

     木偶でくの私語ささやき~Timing~

 

何に付けても

bestのタイミングはある

それは,例えば

午睡のような

個人的で単純な仕様にでも

当て嵌まる

 

機会を逸すると

同じ三〇分の眠りでも

深浅感や爽快感や満足感に

天と地ほどの差異がでるから不思議だ

 

そんな些細な事例にさえ

人体の不可思議は露顕するから

ましてや

複雑怪奇なHomo sapiensの

心情や人情との関係に於いてとなれば

timingを計る様様にさえ

多大な労苦が担保にされるに違いない

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霜とsuiteki partⅡ

2021-12-17 06:00:30 | 自然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 ただ今5時30分。遠くからのように雨降るotoが幽かに聞こえてきます。障子を少し開けて見ると、外はまだ夜の帳の中。昨日の続きの闇の中。

 僕は?と云えば、四時半ごろから起き出して「僕の朝」を始めてしまいました。大きなマグカップ一杯に注いだcoffee。少し多めに砂糖を入れたので、当たり前の感想ですが何時もより甘めの味がします。まだ醒め切らぬ脳の栄養分に為ればいいのですけど・・。

 さて今朝は、昨日UPした時点で決めていた「霜の朝」の異次元の風景の”そのⅡ”を

普段は絶対に見られない

異次元の、斬新な画像だと

自画自賛

それでは又!!

こんな瞬間に邂逅する機会が有れば・・、お会いしましょう

   

               12/17 05:45 万甫

 

     海月の困惑~まだ~

 

〇四〇二、まだ・・

各部門に伝令を放つ

目覚めぬように!!、まだ・・

 

瞑想のまま

肩をゆっくり回す

四肢をそっと伸ばしてみる

一足ずつ

股関節を稼働させる

ゆっくりゆっくり

そっとそっと、まだ・・

 

長い長い夜が

極まろうとする闇の中、まだ・・

目蓋は閉じたまま、まだ・・

けれど

”書く”という習性が

徐徐に神経を醒ましてゆくのだ

 

旗印を見付けたら

当然のように

ペンを嘱望する属性が

深更の目覚めを促し蠢くのだ

 

〇四一〇

まだ・・、〇八しか進んでいない

 

ええ~い、儘よ

〇四四〇

まだ固い

朝の扉を抉じ開ける・・

 

 

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貉の本籍~仮庵~

2021-12-16 21:21:27 | si 26

     貉のムジナの本籍~仮庵~

 

現実は刻一刻と移ろい

一瞬の停滞もない生死の道行き

それだから

死を前提に生きる全てのinochiに

安住できる現住所など

無いに等しいのかも知れない

便宜上言い述べる住処は

その儚さを生きる為の

刹那の仮庵なのだ

其処に百年住んだとしても

本籍は夢と現の仮寝の宿でしかない

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