野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
山旅漫歩゜【ひとり画語り】472号「野山の変な葉・エゴノネコアシ」
「野山の変な葉・エゴノネコアシ」
初夏のころ、白い花が枝いっぱいに咲かせるエゴノキは散りぎわも
見事。
きのうまで満開だった木の下が一日のうちに真っ白な花で埋め尽く
されます。
果実や花に含まれるエゴサポニンは、泡立ちがよく石鹸として用い
られたほか、魚毒として川に流して魚をとるのに使われました。
その枝先に灰白色の虫こぶができびっくりさせられます。その形か
らエゴノネコアシと呼ばれます。
虫こぶは長さ3センチくらい、長卵形の袋が放射状に集まって花の
ような形になったもの。
これはエゴノネコアシアブラムシという虫が寄生したもので夏に袋
の先が開き羽のある成虫がたくさんあらわれます。
口の開いた虫こぶを軽くたたくと小さな幼虫が落ちてきます。種子
には脂肪が多く、ヤマガラが好んで食べるそうですが毒性があるの
で要注意。
材は将棋の駒、玩具、くしなどに利用。
・エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木
▼【本文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/densho/densho05.html
…………………………………
▼【仕事部屋】へもどうぞ
http://toki.moo.jp/shigoto/
★山旅漫歩゜【山岳伝承ひとり画語り】おわり
………………………………………………………………………………
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初夏のころ、白い花が枝いっぱいに咲かせるエゴノキは散りぎわも
見事。
きのうまで満開だった木の下が一日のうちに真っ白な花で埋め尽く
されます。
果実や花に含まれるエゴサポニンは、泡立ちがよく石鹸として用い
られたほか、魚毒として川に流して魚をとるのに使われました。
その枝先に灰白色の虫こぶができびっくりさせられます。その形か
らエゴノネコアシと呼ばれます。
虫こぶは長さ3センチくらい、長卵形の袋が放射状に集まって花の
ような形になったもの。
これはエゴノネコアシアブラムシという虫が寄生したもので夏に袋
の先が開き羽のある成虫がたくさんあらわれます。
口の開いた虫こぶを軽くたたくと小さな幼虫が落ちてきます。種子
には脂肪が多く、ヤマガラが好んで食べるそうですが毒性があるの
で要注意。
材は将棋の駒、玩具、くしなどに利用。
・エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木
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