山の伝説伝承に遊ぶ「北アルプス・薬師岳の祠のいわれ」

▼「北アルプス・薬師岳の祠のいわれ」


【概略】
 数ある薬師岳の中でも富士山頂にある薬師岳(久須志岳)を除い
て、最も標高の高いのは立山連峰(確認済み)の薬師岳。山麓の有
峰湖湖底には、平家の落人が開いたという有峰の村がありました。
昔、この村にミサノ松という、てんびん棒を作る貧しい職人がいた
そうです。


 ある日、山の中で昼寝をしていると。夢の中に薬師如来があらわ
れ、ミサノ松を招きます。思わずついて行くと、いつの間にか高い
山の頂上に登っているのでした。「これは薬師如来がこの山を開か
せるためあらわれたのだ」。ミサノ松は頂上にお堂を建て、薬師如
来を祀ったというのが開山の伝説です。


 現在の山頂のお堂は屋根に大石が乗り、ガラス戸がはまっていて、
なかに石仏や絵馬がならび、ブリキの剣がかつての村人の祭りを思
わせます。登山者はそれぞれに手を合わせ、釣り鐘をついていまし
た。
・富山県富山市旧大山町各地区名(旧上新川郡大山町)
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ヤマケイ新書『日本百霊山』抜粋話(53)「東京都高尾山の天狗像」

ヤマケイ新書『日本百霊山』抜粋話(53)「東京都高尾山の天狗像」

【概略説明文】
 東京都民の山・高尾山には真言宗薬王院があります。この寺は真
言宗の関東三山のひとつに数えられています。南北朝時代、俊源大
徳が修行中夢で飯縄権現を感得し,その像をまつって本尊としたと
いいます。

 この飯縄権現は、長野県飯縄山の天狗・飯綱三郎の分家格で白狐
に乗った荼吉尼天の姿です。室町時代末期、日本画家の狩野元信が
「かっこいい」、鼻の高い山伏姿の天狗を描き出しました。以来、
各地の天狗信奉者が次々に、いままでの天狗の姿からこの大天狗の
姿に乗り換えてしまいました。

 そんな中で飯縄系の山々は昔のまま、本尊は白狐に乗った荼吉尼
天姿をしています。しかしいま一般の人にとっては、天狗といえば
赤ら顔の鼻の高い、高下駄を履いた山伏姿をイメージします。そこ
で駅やお寺の境内には鼻高天狗を置いてあります。
・東京都八王子市。

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山の伝説伝承に遊ぶ「房総・高宕山登山口神社のみじめイラスト展」

▼「房総・高宕山登山口神社のみじめイラスト展」

【概略説明】400字
 高宕山の登山口にまします三島神社は社の中にはニワトリの絵馬
がたくさんあります。境内には名前のわからない「ナンジャモンジ
ャの木があり、かって東大のエライ先生に見てもらったそうですが
学名がありません。


 樹齢を調べるにも結局ナンジャ?ナンジャ?のわからずじまい。
1980年(昭和55)3月に行われた「高宕山歩こう会」に便乗させて
戴き神社内で野外イラスト展を企画しました。あちこちに迷惑をか
け、作品とともに前日雪の降るなか県民の森ロッジに泊まります。


 大雪注意報の予報通り、雪は積もるのみ。大会はあっけなく中止。
明ければナント雲ひとつない上天気。雪景色の空なかに太陽がギン
ギラギン。なんとか境内の舞台にパネルをならべます。そばの木か
ら雪のかたまりが音をたてて落ちています。それでも20人位の人
が見にきてくれました。
・千葉県君津市。


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山の伝説伝承に遊ぶ:「化け猫生息地・北ア毛勝三山猫又山」

▼「化け猫生息地・北ア毛勝三山猫又山」


【概略文】
 「剱の歌」(山の歌)に出てくる、北アルプス剱岳の裏から見る
絶景ポイント赤谷(あかだん)山。そのすぐ北西に猫又山(2378
m)という山があります。この山は黒部川の西、富山側に位置する
毛勝(けかち)三山のひとつ。


 山の名は西面の魚津方面に流れる片貝川南又谷の支谷「猫又谷」
からきたものといいます。猫又とは人を襲うような怪猫のこと『続
日本の地名』によれば、「魚津市の猫又谷は猫又山の西側の谷で、
片貝川の上流にあたるが、その付近は昔から人を襲う野生の猫がい
るとおそれられ、猫又谷の名がつけられたという。


 魚津の山奥で大猫におそわれた体験をもつ人は、戦後になっても
あとを絶たず、あるときは山中の杉の枝にひそむ大猫が飛びかかっ
てきて、格闘の末殺したこともあるという。


 単なる伝承ではなく、実在の大猫がいて、人をしばしば襲うこと
があったからつけられた地名である」とあります。
・富山県魚津市、黒部市、上市町にまたがる。

▼【さらに説明本文と文献・いらすと】をどうぞ↓
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千葉県市原市のドロボー神社

▼「千葉県市原市のドロボー神社」


【概略】
 よく神聖視される特定の寺社に入ると重い罪人も捕まえられない
いうタブーの場所があります。ここ市原市にある建市(たけし)神
の本殿から1キロほど離れた小山の上に祭られる奥宮は「盗人」の
と呼ばれ、泥棒を助ける神だといいます。


 この辺一帯は、昔からやぶがボーボーと生えた「やぶぼっか」の
ところ。ひと仕事したドロボーも、この山に逃げ込めばなんなく追
手の目をくらますことができたのだといいます。


 これがドロボーの仲間に知れわたるところとなり、いつしかその
筋の「業界」の守り神として厚く信奉されるようになりました。や
ぶ山はこの奥宮があった部分だけひらけています。


 大きなシイの木の間に、いまは祠の土台だけが残りまわりに小さ
な石ボコラが2つ、3つあるばかり。その向きの人かはわからねど、
お参りしたあとがありました。
・千葉県市原市武士
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