野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
山旅漫歩゜【山岳伝承ひとり画語り】470号「野山のはがき・字書き虫」
★山旅漫歩゜【山岳伝承ひとり画語り】470号「野山のはがき・字書き虫」
野山を歩いていて、文字や絵を描いたような木の葉っぱを見たこと
はありませんか。まさに「葉書」です。
字書き虫の仕業です。字書き虫は葉の中に潜って暮らす虫で、ハモ
グリガや、ハモグリバエの総称です。
これらの幼虫の中には、葉の内層の葉肉を食べるため中に潜り込む
習性があるものがいます。
この幼虫たちが、食べたあとが半透明に残り、まるで絵や字を書い
たように葉の表皮を通してみえます。
昆虫の種によって模様が違うそうです。幼虫のほとんどが潜葉性で、
大きくなるとハンモックのような繭や絹糸の束で囲んだ繭を作るそ
うです。
字書き虫の中には害虫になってしまうものもいるというから残念で
す。ハモグリガの仲間には、モモ・リンゴ・サツマイモ・アサガオ
などに潜るものもがいます。
ハモグリバエの仲間にはイネ・麦・エンドウ・ネギ・ダイズにとり
つくものもいます。
▼【本文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/densho/densho03.html
…………………………………
▼【仕事部屋】へもどうぞ
http://toki.moo.jp/shigoto/
★山旅漫歩゜【山岳伝承ひとり画語り】おわり
………………………………………………………………………………
____________________________________________________
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )