野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
▼若造のひとり画ってん与太ばなし。「長野県大町市・青木湖の伝説」
▼「長野県大町市・青木湖の伝説」
【概略】
長野県松本駅からJR大糸線で、大町駅を過ぎて間もなく、左側に湖が
長野県松本駅からJR大糸線で、大町駅を過ぎて間もなく、左側に湖が
3つならんであらわれます。手前から木崎湖、中綱湖、青木湖で、仁科三
湖と呼ぶそうです。
この三湖はそれぞれ「遊びの木崎湖」、「憩いの中綱湖」、「思索の青
木湖」ともいわれ、釣りやキャンプなどで多くの人に親しまれています。仁
科の名前は、この地を治めていた豪族の名前からきているという。
この豪族は、伊勢神宮領仁科御厨の御厨司(荘官)である仁科氏で、
次第に勢力をこの地まで拡大してきたという。この湖にはこんな伝説があ
ります。
その昔、湖の西岸で赤牛が子牛を生みました。子牛は母と別れ、東岸
にすむお百姓さんの家で飼われることになりました。親を呼ぶ子牛の悲し
い鳴き声に母牛は湖に飛び込み泳ぐうち、力つきて沈んでいった。以
来、青木湖のヌシは赤牛だといわれようになったということです。
・長野県県大町市。
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【とよだ 時】山の伝説伝承遊歩・画文著作業・漫画家・駄画師
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けふもただただ与太ばなし。「昔、大山でも雨乞い神事をしたという」
「昔、大山でも雨乞い神事をしたという」
【概略】
丹沢の大山はよく雨が降るため、雨降山とも呼ばれました。村に
丹沢の大山はよく雨が降るため、雨降山とも呼ばれました。村に
日照りがつづいたりすると、雨乞いの水を大山に貰いに行きました。
たいてい、ふたりの農民が村の農家を代表して大山めざして、昼夜
走りつづけて行きます。
参拝するのは二重滝のそばの二重社。社には雨の神高?神(たか
おかみがみ)をまつってあります。村人は滝の水で身を浄めます。
そして神官が祝詞をあげ、青竹の筒に滝の水を入れ、ご神木の杉の
葉で栓をして農民に渡します。
水を受け取った農民は、大急ぎで村に向かって駆け出します。そ
の時後ろを振り向いたり、立ち止まったりするとそこへ雨が降って
しまうという。
村に着くと早速鎮守さまに水を供えて祈祷をし、田畑の用水に注
ぎます。また「大山石尊大権現、不動明王」と唱えながら、ササの
葉で田畑へふりかけたりします。
雨が降るとお礼参りにまたお詣りに行ったそうです。この雨乞い
は、第二次世界大戦前は関東一円で行われていたという。
・神奈川県伊勢原市。
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けふもただただ与太ばなし。「丹沢・旧ヤビツ峠と餓鬼道伝説」
「丹沢・旧ヤビツ峠と餓鬼道伝説」
【概略文】
40数年前の作品がでてきました。プリントゴッコという当時の印刷
40数年前の作品がでてきました。プリントゴッコという当時の印刷
器で印刷したものです。懐かしい……。
さて、丹沢表尾根の登山口ヤビツ峠は1934(昭和9)年、丹沢林道
開通とともにできた新しい峠。旧峠はその西側・岳の台の中腹鞍部に
あります。ここは秦野から札掛へ食糧を運ぶ道。
ある冬、雪が降り続き札掛地区の食糧がなくなりました。秦野の
荷揚げ役が食糧を持って札掛に向かいました。峠にくると腹がへっ
てきます。しかし峠を下るとうそのようになおります。
かつてここのあたりは甲斐武田勢と小田原北条勢の激戦の場。そ
の時腹をすかしながら死んでいった武士たちの亡霊がさまよってい
るのだという。そのため峠越えをする人は食糧を餓鬼たちに与える
ようになったという。
ある年の5月、新茅ノ沢から表尾根の烏尾山にとりつきました。
ぐずつきかげんだった空からついにポツリ、ポツリ。餓鬼道にさし
かかるころは本降りに。スケッチするサインペンのインクがにじん
でいきました。
・神奈川県秦野市
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けふもただただ与太ばなし。「丹沢大山・石尊の石はどこにある」
「丹沢大山・石尊の石はどこにある」
【概略】
丹沢大山の石尊大権現の本尊は文字どおり石であるという。しか
丹沢大山の石尊大権現の本尊は文字どおり石であるという。しか
しどこにあるのか見たことがありません。山頂の本宮の建物の床下
にあるというのです。白布で巻かれた自然石で、宮司以外は見るこ
とは厳禁になっているという。
ではなぜ白布で巻いてあるのか。明治6年に行われた神仏分離の
時、仏ではなく神だからと破壊から免れて山頂に残りました。しか
し、その石に梵字が刻まれていれば仏です。
それを隠すため布を巻いたのか?ご神体は宮司以外は見ることは
厳禁。たまたま聞いた宮司の話では「ご神体は白布で巻いた自然石
で真っ黒な巨岩。
大きさは8畳くらいで表面は崩れやすくボロボロになっており、
梵字も判別できない。本宮の内陣の中央にあけた大穴からご神体の
頭部が出ている。高さは床の上から1.8メートルくらいか」。
もし梵字があったとしても、何回もの火事で表面が焼かれてしま
ったいまでは、全くの謎になってしまっています。
・神奈川県伊勢原市
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けふもけふとて与太ばなし「長野、新潟県境・雨飾山の伝説」
▼けふもけふとて与太ばなし「長野、新潟県境・雨飾山の伝説」
【概略】
この山は雨や天をまつる山の意だともいわれています。山頂は双耳峰
で、北峰には、石仏が4体とつぶれた石の祠が新潟県向きにならんで建
っています。
江戸後期に、長野県小谷村中土で山頂に十三仏を担ぎ上げたという
話があり、その古文書も発見されています。十三仏を担ぎ上げたその時、
すでにいまの祠があったというから相当古い祠であること以外、何をまつ
った祠かなど詳しくは不明です。
先の古文書のもうひとつに「雨錺(かざり)山蘇鉄ガ岩洞の縁起」という
のもあります。この「蘇鉄が岩屋」という洞窟は奈良時代、行基菩薩がこも
って修行したところという。
中谷の人たちはその洞窟を探しに行ったことがあるという。そして難行
苦難の末、岩屋を見つけたいう。しかしいまではその場所はどこにあるの
か、地元の人も詳細は不明なのだそうです。
・新潟県糸魚川市と長野県小谷村との境。
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