【山のふみあと日記】「北ア・水晶岳の大銅鉱山」




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【山のふみあと日記】「北ア・水晶岳の大銅鉱山」


雲ノ平の直下高天原の温泉が流れる沢すじには露天風呂があって自

由に入れます。

以前、東側水晶岳には金の大鉱脈が埋蔵されているという噂があり

ました。

ここにはいまでも大鉱脈を掘り当てようとした坑道があります。

かつては「大銅鉱山事務所」の建物があったという。

これは星勇九郎という人の持ち物だったという。

勇九郎は「埋蔵量は無尽蔵。水晶岳と三ツ岳にトンネルを掘り、長

野県大町市まで金鉱運搬の鉄道を引く」と息まいていたという。

「あと25m掘れば鉱脈にぶつかる。もう一息だ」と発破をかけま

す。

この話にのったある資本家がスポンサーになり、大勢の人夫を雇い、

いくつもの坑道を掘削、大々的に事業を展開しました。

しかし結局金鉱は出ずじまい。何人もの資本家が食い物にされたと

いう。

昭和24年ごろのおはなしです。

・富山県富山市


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【山のふみあと日記】「山の妖怪・天狗の代表八天狗」


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【山のふみあと日記】「山の妖怪・天狗の代表八天狗」

山の妖怪といえば天狗が定番です。なかでも有名なのが「日本八天

狗」と呼ばれる面々。



その名は京都の愛宕山太郎坊、滋賀県比良山次郎坊、長野県飯縄山

の飯綱三郎、奈良県大峰前鬼(ぜんき)、京都の鞍馬山僧正坊(そ

うじょうぼう)、香川県白峰相模坊(しらみねさがみぼう)、神奈川

県相模大山伯耆坊(ほうきぼう)、福岡県の英彦山豊前坊の八天狗

です。



なかでも愛宕山太郎坊は、八天狗の代表で、その前身は聖徳太子の

恩師・日羅だともいわれます。



太郎の次は次郎が順序。比良山に住む次郎坊は『今昔物語』にも登

場、その乱暴ぶりが紹介されています。



「三男」の飯綱三郎は長野県の飯縄山におり、静岡県の秋葉山、東

京の高尾山、群馬県の迦葉山などの飯縄系天狗の総元締めになって

います。



次の大峰前鬼は、その妻といわれる後鬼とともに役ノ行者の忠実な

従者。大峰山を守っているという。いまでも大峰山中には前鬼の里

があります。


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【山のふみあと日記】「北ア・佐々成政の埋蔵金」




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【山のふみあと日記】「北ア・佐々成政の埋蔵金」

▼【山行】:
・某年4月29日(金曜日・晴れ)

有名な富山城主・佐々成政の真冬の立山越え。

冬の立山はきびしく、1ヶ月後信州野口村大出についたときは遭難

寸前。

立山越えのコースは一般的に、立山・常願寺川・ザラ峠・五色ヶ原

・黒部川の平・針ノ木峠・野口村のルートとされています。

成政が秀吉に降伏したのは翌天正13年。

成政はその直前に家臣に軍資金を黒部の山中に埋めさせたという。

この埋蔵金探しは最近まで続けられたという。

ある年の8月、ザラ峠を越え、五色ヶ原でテントを張りました。な
るほどザラ峠には荒廃してはいますが、常願寺川方面への道もあり
ます。

五色ヶ原は池塘と残雪、高山植物の花で埋まっています。

新婚さんらしい2人が、近くのヒュッテに泊まっているのか、素肌

をまっ赤に日焼けして雪遊びをしていました。

お互い、いい持代に生まれました。

・富山県富山市と立山町との境


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【山のひとり画通信】(はがき絵版)922号郵送しました。



【山岳はがき画の会】会員の皆さま、どうぞお受け取り下さい(back
№も同封)。

今月の【山のはがき絵通信】(922号)の内容は
「奈良県吉野・久米の仙人と竜門岳」
奈良県吉野北方の竜門岳は、久米の仙人が修行した山。雲に乗って
飛んでいた仙人、いまの明日香村久米川で洗濯をしている女性の太
ももを見て落ちてしまいます。

その後、女性と結婚し、平和に暮らしていました。たまたま東大寺
建立のため、仙人も賦役として人夫として働くことになりました。
久米仙人は吉野の方に向かって、7日7夜、一心不乱に仏を念じま
した。

すると8日目の朝、南の空から木材が次から次に飛んで来て、1夜
のうちに作業場の周囲に山のように積み上げられたという。これを
知った天皇はいたく感心。

「久米仙こそ真の仏意に副(そ)える仙人なり」といい、田んぼ30
町歩を贈与。仙人はそれを元手に橿原市に久米寺を再興したと伝え
ています。

久米仙人はその後、ますます行を積み、ついには雲を呼び妻ととも
に、いずこの空にか飛翔し去ったということです。また夫妻とも西
方を指して飛び去ったという本もあります。
・奈良県宇陀市と吉野町の境。


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