山の伝説【ひとり画展】「爺ヶ岳元旦の雪上訓練」


某年4月29日(金曜日 天気・晴れ)
「爺ヶ岳元旦の雪上訓練」

少し古い話で恐縮です。
鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳の登山口、長野県大町市の鹿島集落も落人伝説
のあるところ。ここの狩野さんは登山者の世話をしてくれる「鹿島
のおばば」として知られています。

初代おばばから家宝として引きついでいる「登高記念」と題する登
山記念帳は北アルプスの登山史料としても貴重なものという。元旦、
記念帳に記入後、東尾根から爺ヶ岳をめざします。

爺ヶ岳の名前の由来は種まき爺さんの雪形からついたという。2090
m付近にテントを張り早速雪上訓練のゲレンデづくり。リーダーが
滑落停止の模範を示します。

ピッケルの木製シャフトが折れるほどのモノスゴサ。名前を指され
尻ごみしながらの挑戦。ゴーグルはふっとぶわ、雪だるまになるわ
の悪戦苦闘。それでもだんだんに慣れる「雪遊び」。歓声をあげな
がら童心に返った3日間でした。
・長野県大町市。

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山の伝説【ひとり画展】「奥秩父・金峰山の五丈岩」

某年4月29日(金曜日 天気・晴れ)
「奥秩父・金峰山の五丈岩」

金峰山頂には高さ18mもの五丈岩があります。その下には小さな祠
と、金峰山神社の鳥居が長野県側を向いています。

神社の名が山名の「きんぷさん」ではなく、「きんぽうざん」と読
むのは、川上村側ではこの山をきんぽうざんと呼ぶところからきて
いるといいます。

これは金峰山神社の奥宮で、里宮は川上村川端と秋山、梓山の三地
区にあり、それぞれの氏神になっています。金峰山は昔の農耕の神
(雨乞い)の山として、ふもとの民家の信仰厚く、戦国時代には川
端下集落にはお寺がたくさん建っていたといいます。

荻生徂徠の『峡中紀行』に、金峰山頂は黄金の地であり、西麓には
金山という地区もあって、武田氏の時代の金の採掘場所だったいう
ことから、金鉱にかかわる山であるため金峰山の名がついたとする
説もあります。
・山梨県甲府市と長野県川上村との境

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山の伝説【ひとり画展】「奥多摩・大岳山」

「奥多摩・大岳山」

奥多摩御岳山の奧のもうひとつ霊山大岳山。その直下に大岳神社が
あります。この神社は御岳神社とともに、747(天平19)年に行基
が吉野金峰山の蔵王権現をまつり、吉野の霊場のコピーをつくりま
した。

中世以降、修験道が盛んになり御岳神社は、御岳蔵王権現、武州金
峰山などと呼ばれ、山岳信仰・修験道の道場になっていきました。
お使いは狼で、両神山の両神神社、三峰神社と同じように大岳神社
にも狼の狛犬が建っています。

しかし、安土桃山時代、御岳神社と大岳神社の同一信仰体はくずれ、
いまでは別々に蔵王権現をまつっています。修験道といえば天狗ば
なしがつきもの。

馬頭刈尾根つづら岩の南には天狗の滝があり、また御岳神社奥の院
には天狗をまつる祠、天狗腰掛杉、天狗岩など事欠きません。
・東京都奥多摩町と檜原村の境

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