けふもコツコツ与太ばなし。「北アルプス・神の田んぼとお花畑の雪倉岳」



▼「北アルプス・神の田んぼとお花畑の雪倉岳」




【概略文】
 北アルプスの白馬岳三国境から、朝日岳に向かう途中に雪倉岳と
いう山があります。富山県下新川郡朝日町と新潟県糸魚川市との境。
大きな山体と景観のすばらしさ、見事な高山植物が楽しめる山です。


 とくに東斜面のカール、ハイマツの中に光る雪倉池、神の田んぼと呼
ばれる湿原群、さらに鉢ヶ岳との鞍部は白馬一帯でも有数の規模を誇る
お花畑が広がる場所として知られています。国指定の特別天然記念物
「白馬連山高山植物帯」の中でもあります。


 しかし、白馬岳-朝日岳の縦走路の途中にあるため、通過点として通
り過ぎていく登山者がほとんど。足を止める人はめったにいないのはもっ
たいないほど。


 かつて越中(富山県)側からは、鉢と呼ばれ、いまの鉢ヶ岳と雪倉岳の
文字が入れ替わっていたという。
・新潟県新潟県糸魚川市と富山県朝日町との境




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けふもコツコツ与太ばなし。「市へ通う市の道・奥多摩市道山」

▼「市へ通う市の道・奥多摩市道山」


【概略】
 奥多摩の市道山は、刈寄山・臼杵山とともに戸倉三山と呼ばれていま
す。市道山は五日市の市へ通う道があったのが山名の由来。骨休みの
日になると、村人は「市ゆき姿」に着替え、市で交易する生産物を背負っ
て、五日市で開催される市に出かけたそうです。


 山の地方からは農産物を、浜の地方からは海産物を運んできました。
そのちょうど都合のいい場所が五日市町だったのです。登山用の地図を
みると、市道山頂には三等三角点があり、その南東側にイッポチ山の文
字が打ってあります。


 しかしもともとは市道山とイッポチ山は同じ山で別名だったらしい。五
日市の市には、いまの山梨県上野原市旧上野原町各地区名、青梅市、
飯能市、秩父市などからも通ってきたというから驚きです。


 また小河内村方面からもきたという。それが明治40年(1907)ごろ、
中央線の鉄道が開通し、経済の中心が五日市から八王子に移ってしま
い、五日市の市は衰退してしまいました。
・東京都あきる野市と檜原村との境。


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けふもコツコツ与太ばなし。「大菩薩嶺・甲斐武田氏の終えんの地と登山口雲峰寺」

▼「大菩薩嶺・甲斐武田氏の終えんの地と登山口雲峰寺」

【概略文】
 中里介山の小説で有名な大菩薩峠の北方にそびえる大菩薩嶺も『日
本百名山』のひとつ。大菩薩の名は、平安時代、新羅三郎義光が、大菩
薩峠で道に迷い、木こりの案内で無事通過。


 見ると八旒の白旗が見えます。これぞ軍神の加護と「八幡大菩薩」と唱
えたのがはじまりという。大菩薩嶺の山ろくは甲斐武田氏の終えんの場
所でもあります。


 織田・徳川連合軍に追われた武田勝頼は、郡内の岩殿城主の小山田
信茂(のぶしげ)を頼って行きますが、信茂に謀反をおこされます。仕方
なく勝頼は、日川渓谷の上流天目山の栖雲寺をめざしますが、田野地区
で奥方とともに自刃。


 勝頼はその時、武田家重代の家宝である「御旗」と「楯無(たてなし)の
鎧」を2人の家臣に託しました。家臣の2人は日川から大菩薩峠に登り、
山ろく裂石バス停そばの雲峰寺(うんぽうじ)に、重宝類を奉納したという
ことです。
・山梨県甲州市と丹波山村との境。


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けふもコツコツ与太ばなし。「東京奥多摩・笹尾根と笛吹(うずしき)峠」

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▼けふもコツコツ与太ばなし。「東京奥多摩・笹尾根と笛吹(うずしき)峠]




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みなさんこんにちは。また新しく読者登録して下さったみなさん、
よろしくお願いします。




さてきょうの与太ばなしは
▼「東京奥多摩・笹尾根と笛吹(うずしき)峠」


【概略文】
 奥多摩・三頭山から東南にのびる笹尾根。そのほぼ中央にある笛吹峠
は、東京都檜原村笛吹集落と山梨県上野原市との境にある静かな味わ
い深い峠です。


 中世には檜原村の笛吹地区より上野原市藤尾に通じる古道が通って
いて、武蔵と甲斐をつなぐ生活文化の交流点だったという。笛吹と書いて
「うずしき」とはめずらしい読み方ですが、地元の人は「うそふき峠」とか「う
ずひき峠」などと呼んだりしているとか。


 昔はここに境目番所がありました。本宿の口止め番所で目こぼれた旅
人をここで見張っていたという。峠の上には「みぎ かずま」「ひだり さ
いはら」と刻まれた古い石碑があります。これは道標を兼ねた「大日百番
塔」というもので、これが峠の名の由来になっています。


 檜原村は修験道の流れをくんでいる神社やお寺が多く、山伏たちの
修験道場になっていました。そのため、修験道の本尊である大日如来に
ちなむ石塔が峠に建てているのでしょうか。
・東京都檜原村と山梨県上野原市の境


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▼「青森県・岩木山の神は安寿と厨子王の安寿姫」


【概略文】
 ♪さいぎさいぎ、どっこいさいぎ、お山さはつだい、金剛どうさ、
一に名のはい、南無帰命頂礼(なむきみょうちょうらい)……。津
軽の人たちが毎年、旧暦8月1日、山頂の岩木神社に集団登拝のお
山かけの際唱えるおまじないです。このお山かけは「ついたち山」
といい、登らない人は一人前ではないという。


 山のすそ野がなだらかに広がるその美しい姿は津軽富士とも呼ば
れます。岩木山の神は「安寿と厨子王」の安寿姫。この伝説から安
寿姫を責め殺した山椒大夫の国(丹後)の人が岩木山の支配地に入
っても神が怒るのだという。


 これを「丹後日和」というのだそうです。実際、『藩日記』とい
う文書にも、「このごろ悪天候続きだが、丹後者が入国していない
か十分吟味しもれなく調べるよう、また船乗りなどについても調べ
よ」とあるそうです。
・青森県弘前市と鰺ヶ沢町の境
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