野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
秩父・三峰山奥ノ院
かつて三峰神社奥ノ院の妙法ヶ岳と白岩山、雲取山の
3つの峰を三峰と呼んでいたということです。社伝によ
ると、日本武尊が東征の途中、雁坂峠で道に迷った時、
白いオオカミが現れ、いまの三峰神社付近まで案内され
たといいます。
これは神の導きに違いないと、ここに伊弉諾命、伊弉
冉命をまつりました。そして武尊を案内したオオカミを
神社のお使いにしたといいます。
室町時代三峰神社を再建した道満のの後継者・滝栄の
ころ神社の眷属のオオカミが大口真神(おおぐちのまが
み)として崇められはじめ、いまでは火難・盗難除けの
お札として民家の門口に張られています。
三峰神社の奥ノ院は鉄ばしごを登った上の小平地。熊
野三社山王21社を祭ったと伝える祠があり、やはりオオ
カミ像が並んでいます。
・埼玉県秩父郡大滝村三峰
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate02.html
………………………………………………
……【広告】……
▼【おもしろ山と田園の本】筆者のHP↓
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
・『続・山の神々いらすと紀行』東京新聞刊
・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗と
はなんだ? ほか
…………………
▼【発売中】▼
ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)
山の神仏や天狗と出会う山旅。
★ヤマケイ『日本百霊山』ホームページ
https://www.yamakei.co.jp/products/2816120561.html
★おわり
………………………………………………
3つの峰を三峰と呼んでいたということです。社伝によ
ると、日本武尊が東征の途中、雁坂峠で道に迷った時、
白いオオカミが現れ、いまの三峰神社付近まで案内され
たといいます。
これは神の導きに違いないと、ここに伊弉諾命、伊弉
冉命をまつりました。そして武尊を案内したオオカミを
神社のお使いにしたといいます。
室町時代三峰神社を再建した道満のの後継者・滝栄の
ころ神社の眷属のオオカミが大口真神(おおぐちのまが
み)として崇められはじめ、いまでは火難・盗難除けの
お札として民家の門口に張られています。
三峰神社の奥ノ院は鉄ばしごを登った上の小平地。熊
野三社山王21社を祭ったと伝える祠があり、やはりオオ
カミ像が並んでいます。
・埼玉県秩父郡大滝村三峰
【説明本文】
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・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
・『続・山の神々いらすと紀行』東京新聞刊
・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗と
はなんだ? ほか
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雑学「山の伝承神話」東京・高尾山の天狗は女性だという説?!
高尾山の天狗は、くちばしのあるカラス天狗でしかも
女性の天狗だという説があります。そもそも1376(永和
2)年、沙門俊源大徳が高尾山再興のおり、修行に疲れ
仮眠の夢枕に神が出てきた。顔は人、鳶のようにくちば
しがあり、法衣を着て背に火炎を出し、わきに翼を広げ
た飯縄権現の姿。
余はアバラ(不動)明王である。長い間魔怪たちが世
の中を乱しているので雷を落とし、降伏させるために現
れた。これを飯縄の女神という。山に祀るように、とい
ったというと「若稽旧記」(1750・寛延3年)に記載さ
れています。
それなら高尾山の天狗は女天狗ということになりま
す。くちばしのある荼吉尼天姿の天狗が鼻高天狗として
麓の駅に建てられてしまっているいま、これも永遠の謎
になってしまうのでしょうか。
・東京都八王子市
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate01.html
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▼【おもしろ山と田園の本】筆者のHP↓
https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
・『続・山の神々いらすと紀行』東京新聞刊
・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗と
はなんだ? ほか
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女性の天狗だという説があります。そもそも1376(永和
2)年、沙門俊源大徳が高尾山再興のおり、修行に疲れ
仮眠の夢枕に神が出てきた。顔は人、鳶のようにくちば
しがあり、法衣を着て背に火炎を出し、わきに翼を広げ
た飯縄権現の姿。
余はアバラ(不動)明王である。長い間魔怪たちが世
の中を乱しているので雷を落とし、降伏させるために現
れた。これを飯縄の女神という。山に祀るように、とい
ったというと「若稽旧記」(1750・寛延3年)に記載さ
れています。
それなら高尾山の天狗は女天狗ということになりま
す。くちばしのある荼吉尼天姿の天狗が鼻高天狗として
麓の駅に建てられてしまっているいま、これも永遠の謎
になってしまうのでしょうか。
・東京都八王子市
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山の炉端ばなし「西丹沢切通沢でのビバーク・荒い鼻息がテントをぐるり!」
西丹沢切通峠は山梨・神奈川の両県境の稜線にあり、
山中湖と富士山を望む絶好地。かつては相模・甲斐・駿
河の三国で入会権の争いがあった所。とくに山梨県側平
野地区と神奈川県世附地区の争いは激しかったらしい。
峠の東側・切通沢の源頭は小平地で、先年、仲間で野
宿訓練したところ。乱舞するホタルが見事でした。数年
後、一人で立ち寄りました。夜が更けるといろいろな動
物が水を求めてやってきてテントのまわりを徘徊しま
す。いつものことです。
そのうち見慣れないものを見て興奮したか、ひときわ
鼻息の荒い動物が近づいてきます。悪かったよ、一晩だ
け頼むよ。しばらく様子を見ていたが無害だと思ったの
か、やはり鼻息をたてながら去っていきました。たぶん
イノシシだったみたい。
・神奈川県山北町と山梨県山中湖村との境。
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate10.html
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・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
・『続・山の神々いらすと紀行』東京新聞刊
・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗と
はなんだ? ほか
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ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)
山の神仏や天狗と出会う山旅。
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山の炉端ばなし「東北・飯豊連峰の境界は奇妙だぞ」
【説明概略】
山形・福島・新潟県にまたがる飯豊連峰。ところが三
国岳(1644m)から種蒔山(1805m)などは3県境なの
に、その先の飯豊山周辺は福島県だけに属し、さらに先
の御西岳(2013m)付近は新潟県がわずかにはずれて山
形・福島県境。
つまり稜線の登山道沿いに福島県山都町がと入り込ん
でいます。地図では描きようがなくイラストのように表
しています。ここは古くからの飯豊神社信仰の山。民衆
は昔から里宮のある福島県側から奥ノ院へ登っていたた
めこんな形になったのだという。
奥ノ院のまわりは塀のように石が積まれています。そ
の「塀」の間から中に入り、よく分からないまま参拝。
御西岳周辺はニッコウキスゲやチングルマなどお花畑。
地元の生徒たちの集団登山がにぎやかでした。
・福島県喜多方市
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate09.html
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https://toki.moo.jp/cd-mihon/cd-mihon.html
・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
・『続・山の神々いらすと紀行』東京新聞刊
・『全国の山・天狗ばなし』山の妖怪天狗と
はなんだ? ほか
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ヤマケイ新書『日本百霊山』(山と渓谷社)
山の神仏や天狗と出会う山旅。
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山の炉端ばなし「八ヶ岳・阿弥陀岳と諏訪大社神木の御小屋山」
「八ヶ岳・阿弥陀岳と諏訪大社神木の御小屋山」
【説明概略】
阿弥陀岳山頂には、二十数基の石仏がならんでいます。ここも山
岳修行道場の一峰。前山といわれるのが御小屋山で、阿弥陀岳、赤
岳は奥ノ院にあたり、とくに御小屋山は、御柱山ともいい、諏訪大
社の御柱祭の神木の切り出す山。
そのためか諏訪大社上社、御小屋山、阿弥陀岳、赤岳は一直線上
にならんだ位置になっています。9月中旬、行者小屋前にテントを
張りっぱなしにして阿弥陀岳から地図上の御小屋山、その先の神社
と諏訪神社奥社を訪ねました。阿弥陀岳では所属する山岳会のパー
ティーとバッタリ。
また途中の不動清水ではカモシカとにらめっこ。しかしその先の
神社や諏訪奥社は地元の人に聞いても分からずじまい。詰めの甘さ
をしみじみ痛感。
・長野県茅野市と原村との境。
【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate08.html
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・『新・丹沢山ものがたり』山と渓谷社刊
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山の神仏や天狗と出会う山旅。
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【説明概略】
阿弥陀岳山頂には、二十数基の石仏がならんでいます。ここも山
岳修行道場の一峰。前山といわれるのが御小屋山で、阿弥陀岳、赤
岳は奥ノ院にあたり、とくに御小屋山は、御柱山ともいい、諏訪大
社の御柱祭の神木の切り出す山。
そのためか諏訪大社上社、御小屋山、阿弥陀岳、赤岳は一直線上
にならんだ位置になっています。9月中旬、行者小屋前にテントを
張りっぱなしにして阿弥陀岳から地図上の御小屋山、その先の神社
と諏訪神社奥社を訪ねました。阿弥陀岳では所属する山岳会のパー
ティーとバッタリ。
また途中の不動清水ではカモシカとにらめっこ。しかしその先の
神社や諏訪奥社は地元の人に聞いても分からずじまい。詰めの甘さ
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