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中国、長江下流原発群が放射能事故を起こしていた疑い

2023年08月30日 | インポート


【上海】 自宅で放射線量を測定したら東京の976倍・・ヨーク大学准教授 「中国の建材には広く基準値を超える放射性物質が含まれている」 2023年8月29日
  https://newseveryday.jp/2023/08/29/%e3%80%90%e4%b8%8a%e6%b5%b7%e3%80%91-%e8%87%aa%e5%ae%85%e3%81%a7%e6%94%be%e5%b0%84%e7%b7%9a%e9%87%8f%e3%82%92%e6%b8%ac%e5%ae%9a%e3%81%97%e3%81%9f%e3%82%89%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%81%ae976%e5%80%8d/

 中国・上海市の自宅で放射線量を測定したところ東京の976倍の数値を記録したとの情報について、専門家から「日本の処理水海洋放出が中国不動産市場の危機を加速させる」との見方が出ている。台湾メディアのNewtalkが伝えた。
 日本が24日、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を開始したことが中国の強烈な反発を招き、中国各地では不安を感じた人々が塩を買い占める現象も発生している。

 そうした中、中国のあるネットユーザーが先日、「ガイガーカウンター(放射線測定器)で自宅を測定してみたところ、数値は福島の3.0マイクロシーベルトよりもひどく、最高で9.7マイクロシーベルトになった。本当に驚いた。

 中国中央テレビ(CCTV)のニュースによると東京の数値は0.01マイクロシーベルト。うちは東京の976倍になる」とし、「カウンターは半年前に購入したが、まさか自宅で(数値が)爆発すると思わなかった。もう頭が痛い」とつづった。投稿された場所は上海だった。

 カナダのヨーク大学の沈栄欽准教授は「中国国民は放射能汚染された物を避けるためにガイガーカウンターを購入して水産品を検査しているが、多くは汚染を発見できなかった」と指摘。

 その上で、「中国の建材には広く基準値を超える放射性物質が含まれるという問題が存在し、このことは多くの中国国民を非常に驚かせている。各都市が相次いで検査を行っているが、初歩的には中国の建築物の放射能汚染状況はおそらく珍しいことではないと示された。人々は不動産業者に不満を言い始め、中には政府当局との癒着を疑う人もいる」と説明した。

 同氏はまた、「恒大から碧桂園、SOHOに至るまでの財政危機は、もともと中国の不動産バブルを崩壊させるものだったが、今では放射能汚染は海からではなく、自宅やオフィスから来ており、毎日基準値を超える放射能汚染にさらされていることが分かったのだ」と指摘。

 「この発見は墜落しつつある(中国の)不動産市場に追い打ちをかけるようなもので、中国経済をさらに困難に陥れるものだ」と論じた。

 https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_919625/?tpgnr=world

 中国・上海市の自宅で放射線量を測定したところ東京の976倍の数値を記録したとの情報について、専門家から「日本の処理水海洋放出が中国不動産市場の危機を加速させる」との見方が出ている。
 https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/recordchina/recordchina_RC_919625_0-small.jpg

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 引用以上

 上海で、GM計を購入して自宅を測定してみたら、毎時9.7マイクロシーベルトだったという。
 これは、どんな数字かというと、年間の被曝量に換算すると、85000マイクロシーベルト=85ミリシーベルトで、ICRP(国際放射線防護委員会)の定めた年間1ミリシーベルトの被曝許容量の85倍、原発推進機関であるICRPでさえ、100ミリシーベルトを超えれば被曝による発癌や遺伝子改変のリスクが起きると警告する数値に、ほぼ匹敵するものだ。

 仮に、ここに5年間住めば425ミリシーベルトで、大半の人に被曝症状が現れ、10年もすれば発癌による大量死が始まる可能性がある。
 明らかな居住不適線量環境である。
 以下に、ICRPの被曝リスク係数の京大原子炉研=今中哲治氏による解説を転載する。
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/etc/13-10-3Nitiben.pdf

【 日本国民全員(1億3000万人)が毎年1ミリシーベルトの被曝を受けたら
 2007年勧告のガン死リスク係数は、1ミリシーベルト当り5.5×10-5なので、 1(ミリシーベルト/年)×5.5 ・10-5(ガン死/ミリシーベルト)×1.3・108(人)=7150(ガン死/年)
 ICRPが導入しているDDRF(低線量・低線量率低減係数)=2を無視したら1万4300(ガン死/年)となる】

 日本人全体が年間1ミリシーベルトの被曝を受けることをICRPは許容しているが、その場合の被害は、年に最大1万4300名が発癌などで死亡することを意味している。
 これは一次関数なので、被曝量が増えれば、そのまま割合を乗ずればよい。
 だから日本で、年間85ミリ被曝すると、14300×85=年間で約122万人の死者が出る。

 上海の人口は2600万人なので、年間約24万人の死者が出ることになる。放射線被曝は免疫力を著しく損なうことが知られているので、感染病にもかかりやすくなり、さまざまな致死的病気が激増するだろう。
 この高放射線量は、上海市の、測定地域だけとは考えられない。非常に広範な地域で、このような深刻な放射能汚染が起きていると考える必要がある。

 いったい、何が原因と考えられるのか?
 冒頭のリンクでは、建材に含まれる放射能が示唆されているが、一番ありうるのが床材、壁材にラジウム226を含む花崗岩(大理石)を使用している場合だが、それでも、私の知る限り、毎時1マイクロシーベルトを超えるような放射線が出ているケースはほとんどない。
 私の住む蛭川は、日本一の高放射線量地域だが、村中を測定しても1マイクロを超える場所などほとんどない。

 毎時10マイクロ近いガンマ線が検出される場合、唯一の可能性は原発事故のセシウムXしかない。つまり、上海近郊で原発が放射能事故を起こしたとしか考えられない。
 上海近郊で、もしも原発事故が起きたとしたなら、それは長江大水害に伴う長江下流域の原発群である。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/article/493726784.html

 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827561.html

 tyoukou01

























 上海に近い原発としては、泰山原発
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%A6%E5%B1%B1%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

 それに、この数年内に稼働が始まった、長江下流域、内水部分の原発である、
長江沿いに建設されてきたのは、①咸寧原子力発電所、2015年から稼働予定だったが、具体的な情報がない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%B8%E5%AF%A7%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

 ② 桃花江原発(宜昌市)
 https://www.google.com/maps/place/%E6%B9%96%E5%8D%97%E6%A1%83%E8%8A%B1%E6%B1%9F%E6%A0%B8%E9%9B%BB%E5%BB%A0/@28.6747976,111.70759,10.01z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x1329e52172d53c0c!8m2!3d28.5185061!4d112.1566999
 これも2015年商業運転と書かれているが、具体的な情報がない

 ③ 小墨山原発(湖北省岳陽市)
 https://baike.baidu.com/item/%E5%B0%8F%E5%A2%A8%E5%B1%B1%E6%A0%B8%E7%94%B5%E7%AB%99
 これも稼働情報がない。

 ④ 彭沢原発(九江市)
 https://toyokeizai.net/articles/-/8992
 詳細情報が得られない。

 上の4つの長江原発は、初の河川水冷却による内陸型原発だが、公開された情報が極めて少なく、稼働しているのか計画が遅れているのかも知ることができないが、いずれも2015年前後に稼働予定のものが多いので、おそらく稼働しているだろう。
 他に、南京市近くに⑤ 蕪湖原発があるはずなのだが、これは、何一つ情報を得ることができない。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2019/siryo2/1.pdf

 いずれも、長江の河川水を直接冷却源としている。ところが、とんでもなく気になる情報がある。

 中国が長江の河川漁撈を、2021年から今後30年間、完全に禁止してしまったのだ。
 https://www.youtube.com/watch?v=UAEhnbBXz7M

 水産資源の回復が目的と発表されているが、これは中国共産党の十八番、真っ赤なウソだろう。5年程度の禁漁なら分かるが、30年もの禁漁は、特別な事情があるはずだ。
 つまり上に引用した原発が、2020年頃、極めて深刻な放射能汚染を引き起こしたと考えるのがもっとも整合性がある。
 いったい、2020年に何があったのか?

  2020年中国大洪水
  https://ja.wikipedia.org/wiki/2020%E5%B9%B4%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E6%B4%AA%E6%B0%B4

 6月末から7月にかけて、長江流域で、歴史的な水害があった。それは三峡ダム周辺に集中していた。【湖北省 6月28日8時から29日11時まで、武漢市の豪雨は全市で累計23.4ミリを記録した。7月8日0時から6時にかけて、黄岡市黄梅県では200ミリ以上の激しい雨が降り、大河鎮は最大353ミリに達した。午前4時ごろ、大河鎮の袁山村で山崩れが発生し、9人が生き埋めになり、21時までに5人が死亡した。

 6月28日、葛洲壩水利センターは水門を開けて排水した。7月11日13時、長湖の水位は33.49メートルに達して、水面は荊州市城区の2メートルより高く、史上最高水位を上回る】

 このとき、三峡ダムの崩壊が噂され、ネットに情報がかけめぐったが、ギリギリ持ちこたえていた。だが、長江下流域では、膨大な緊急放水のため、湖沼群が過去最高水位を記録、下流域の原発群にも浸水情報があった。
  https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/08/10-104.php

 https://genkimaru1.livedoor.blog/archives/2267966.html

 この原発浸水によって、冷却機能を失い、おそらく大規模なベントを行った結果、放射能放出の大事故を引き起こしていた疑いが非常に強いのだ。
 だから中国共産党は、長江の漁撈を30年間禁止してしまった。そんなことをするのは、共産党の体質から考えて、原発事故で凄まじい汚染が起きていたこと以外にありえない。
 中国当局は、いつものことだが、この情報を徹底的に隠蔽している。中国共産党が、自国原発の事故をまともに報告したことなど一度もない。

 今回、日本の汚染水放流に伴って、大規模な嫌がらせ攻勢が起きているが、これも、先週、台湾海峡で起きた原子力潜水艦沈没、全員死亡事故を世界の目から覆い隠す政治工作であるといわれている。
  https://www.youtube.com/watch?v=Y6_IeTUjyx8&ab_channel=%E9%AB%99%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

 長江下流域原発の起こした放射能事故によって、冒頭に紹介した上海市のもの凄い汚染が起きているとすれば、理由が容易に説明できる。
 それは、かつて深圳の大亜湾原発でも同じことが行われた。
 https://rief-jp.org/ct10/1466

 香港で、GM計測定をしたら、数マイクロシーベルトを記録したというのだ。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827472.html
 大紀元情報が有料化封鎖されてしまった。

 問題は、もしも三峡ダムが崩壊したなら、三峡ダム下流域にある数十の原発群すべてに巨大事故の可能性があるということだ。
 実は、現在発生している台風9号と11号が、まともに三峡ダムに向かっていて、明日、明後日にも破局的水害を引き起こす疑いがある。
 https://www.youtube.com/watch?v=pt2ovo7-mJU&ab_channel=%E3%81%AB%E3%81%97%E3%82%84%E3%82%93%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E9%98%B2%E7%81%BD%E9%83%A8

 もしも、三峡ダムの破壊が起きたなら、上海など下流域に3~6億人の死者が出て、日本列島にまで大量の死体が漂着すると予想されているが、そんなことよりも、流域の原発が電源喪失メルトダウンを引き起こして、放射能巨大放出を起こしたときは、日本列島を脱出する必要があるほどの放射能汚染が起きるということだ。