
マメ科ハギ属の落葉半低木「ヤマハギ(山萩)」。「ハギ(萩)」。

北海道から九州まで日本各地の山野に生え、単にハギという場合はヤマハギを示すことが多い。

万葉集ではハギを詠んだ歌が最も多く、林縁や草地に自生、秋の七草の一つとして古くから親しまれてる。

派手さのない小さな蝶形花が、満開もはっきりせず咲き続け、いつの間にか消えるのが好まれる所以か。

花は紅紫色。萼は4裂、背軸側裂片は他裂片より長く、側萼裂片は狭卵形から狭三角形、先端はやや鋭頭。

樹高1~2m、花径約1㎝、花期7~10月。花言葉は「思案」「内気」「想い」「柔軟な精神」など。
