賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ツバキ 「西王母」

2008年12月24日 | 椿・サザンカ
12月21日の町田市・薬師池公園から、ツバキ「西王母」。

産地は石川。淡桃地に外弁が紅のぼかしの一重、筒咲き、中輪。
花期は9~4月とツバキの中では最も早咲きの品種。

西王母は、中国の古代神話上の女神で半人半獣の姿で描かれたが、のち神仙思想の発展とともに仙女化され、道教の成立後は東王父とともに神格とされた。西王母が三千年に一度実がなる桃を漢の武帝に与えたといい、この椿の蕾が桃に似ているところから名づけられた。

幕末に金沢で作出と伝えられ、加賀佗助の自然実生との推測もあるが、詳細不明。

こちらがその「加賀佗助」。うまい具合に同じ日に撮っていました。

ツバキに関しての説明は、石川県林業試験場 Webサイトの「いしかわ 森林図鑑」にある
樹木公園つばき図鑑の「品種名から検索」を参照しました。
過去にもお世話になっているサイトです。