売り切れ御免ホルモン

　変に玄人好きを気取りたいというか。
　
　落語でも何でも、余りメジャーではない人を「好き」だと
云えば一目置かれるという風潮があるかも知れない。
　そういうことはないのに、自意識過剰でそうであると
信じ込んでいるというのもある。

　わたしからすれば競艇選手においてもそういうのがあって、
女子供から人気が高い顔が良い選手というよりも、
いぶし銀な選手を好きって言った方が良いのかなぁ？という
疑問。

　なのでマクールの編集長が好きな選手「秋山直之」って
書いてあるのにびっくりした。それ以降わたしも
秋山追っちゃうもんなぁ。
　選手インタビューも、数年前平和島で見た時は、呆れる
ようなナメた話し振りだったけれど、最近はしっかりしている。
全速ターンは見ていて面白い。

　さて、最近よくブログに登場の子供が４人の魚谷選手。
昨日桐生で優勝。

　彼がメジャーだろうが何だろうが、
今わたしは彼を好きだというのにタメライがない。
　勝たせてくれるからだ。
　お金をコンスタントに取らせてくれる。
打ち出の小槌選手である。確かに配当は安くなるが、
それでも、毎回お客さんにお金を握らせ続けるってのは、
お客さんも名前覚えちゃうよなーって思う。　

　競艇列伝ＤＶＤの中で、長嶺さんも
「魚谷選手はとにかく練習している。今でも」と言っていた。
水神で、同期コメントで瓜生も原田も
「魚ちゃんは、とにかく真面目だったから」と言っていた。　
　真面目に努力した人が強くて、優勝出来たって、
いいなと思った昨晩だった。
　真面目に努力した人が報われない世の中だから。
　こんなに肩入れしている選手も久しぶりだ。

　画像は桐生ご飯第二段。
ホルモン焼き。列が出来ていて、売り切れて店じまいをしていた。