ひねもす日報

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岬の兄妹

2019年04月23日 | 本・映画
 日経新聞が情報源の自分。この映画も日経の夕刊で紹介されていた。気になったばってん
公式HPのあらすじ読んで「重たい…」。こういうの観て自分が落ちんやろか…と迷っていた。
するとムービーウォッチメンという宇田丸さんの映画評に選ばれたという。
楽しみにウォッチメンをタイムフリーで
拝聴。それ聴いて行く気持ちになった。調べるとこの映画は遅目の時間からが多い…。どうしよう
かな~(。´・ω・)?と思いよったら夫が息子を東京ドームへソフトバンク戦を観戦に行く日がやってきた。
水道橋駅にスムーズな駅で夫に息子を託し、一路映画館へ向かった。映画観る前に銭湯へ立ち寄る~。
寒暖差激しいし諸々湯治。この銭湯は小ぢんまりとしておりサウナも水風呂もない。けれど、
こういう何もない銭湯嫌いじゃない。お湯から上がると顔から汗が噴き出る。良い感じや。

 映画は女優さんに尽きる!演技よぅ分からんし映画もドラマも全然量観てない自分やけれど
今まで観た女優の中でトップ3のすごい演技だったと思う。劇中、止められていた電気が点いて
マック食べるシーんで家へ差し込む光を遮っていた段ボールを引き剝がすシーンが印象的。お兄ちゃんの
心象なのかなと思った。ラストの妹の表情!彼女、今年は何か映画賞取らな嘘やろ!ってぐらい
本当に小さな表情の変化やけれど、その後の兄妹を想像させたり妹の
心情を想像させたり。小人役の彼。「僕なら結婚すると思った?」のやり取りの声色からトーンが
( ・∀・)イイ!!と思っていたら、今再び宇田さんのウォッチメン聴きながらこれ書きよんやけれど、
宇田さんも「彼は声が良い」と話しよった。全編映像が良くて観飽きなかった。肇ちゃんに
お金を「あ、ごめん、返すわ」と言えたお兄ちゃんのシーンで今兄の所持金を想像させた。
2度は観たくない映画やけれど、観て良かった。帰宅して頬っぺたの肉落としたままパンフレットを読み
込んだ。
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