ひねもす日報

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ロータスハウス

2012年11月09日 | Weblog
 昔通っていた美容室に5年振りくらいに行った。元々は青山にあったのが、わたしが行っていない間に移転して表参道になった。通っていた頃は渋谷で事務員をしていたので、仕事終わって歩いて行っていた。大昔に沢野ひとしさんの個展へ行った帰りに駅まで散歩していたときに、見つけた店だった。店の人たちが面白くて、美容室で会話がかみ合わないのが苦痛なわたしはここに通うことになった。
 けれど出産してなかなか表参道まで行けなくなってしまった。しかししかし…。しばらく前に「前髪だけ真っすぐしたい」とドラッグストアで髪が真っすぐになる液を買い、自分で施術。しかも「液が余ったから全体に塗るか」。時間を置き過ぎて大昔ちりぢりヘアになった経験がある。その時にも今回行った美容師さんに助けてもらった。今回は、液を置いている間に一か所ピンでとめてしまったのが悪かった、ピンの癖がついてしまった(汗)。しかしわたし、別に困ってない。編み込んじゃえば分かんないし、フツーに結んでも目立たない。帽子もかぶるし。しかしこれでフツーの美容室入ったら「この癖直しましょう」とか色々言われ施術されて時間掛かる。美容室に長時間いるの苦痛。「癖をつけたのは自分の責任。100点は求めない、60点くらいで仕上げて下さい」なんて注文が通るのは、昔お願いしていた美容師さんしか思い浮かばなかった。

 てなわけで久しぶりに表参道駅。お店がある方へ歩く。こっちの方面はまい泉がある方。店まで歩くとどんどん店がなくなってきて閑静な住宅街に入る。店舗は東京R不動産のHPで閲覧していたものを、他の地元の不動産業者に紹介されたという「ロータスハウス」。R不動産って毎度物件への名付けが上手い。5年間何してた、という話。美容師さんは前の店舗が立退きにあったことからその周辺の話、弁護士の話などからまぁ色々聞かせてくれる。「若い頃の五年と違って、大人の五年て重たいねー」「人生経験値だけ増えるねー」なんて言いながらその日の晩ほっぺが痛くなるほど笑った。ワンピースを強力プッシュするも、興味を持ってもらえなかったが(苦笑)。笑える時間でエネルギーチャージ。わたしは笑えない期間があったので、毎度ブログに書いてしまう。笑える時間や日々の隙間でふふっと笑える時間、それも人と共有しできたら、というのがすごくすごく大事。
 施術が思ったより早く終了したので帰り道は文房具カフェでお茶することもできた。Aesopの店舗、今度は入ってみよう。

 昨日職場で50代のパート仲間の方に「おばが意地悪になっていて、話す内容も忘れちゃうみたいで」と話したら、「その世代の方はもう仕方ないのよ、誰しも通るのよ」としみじみおっしゃる。そうか、そういうものなのか。仕事帰りにおばから電話。わたしが送ったおばの荷物ダンボールが届いたとのこと。明るい声だが、夕方に坂道で自転車で転倒したという。こういう話聞くとやっぱり心配。
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