ひねもす日報

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あしたをつかめ

2010年10月09日 | Weblog
 会社に履いて行く靴がない。極端なはなし、ここ二年セガレと公園にしか行っていなかったわけですよ。そこで空手の稽古する時は裸足。産前の靴はさすがにへばって破棄続き。秋に赤いブーツをまず一足一目ぼれで購入したのみ。しかし平日はママチャリやけん、スカートはなかなか履けない→春先に買ったスニーカーばかり。セガレ連れの余裕のない朝に、満員電車に、急ぎ迎えに保育園へダッシュする時にスニーカーは楽。だが、今のわたしの環境で楽なスタイルに流れ過ぎると「ほつれた母ちゃん」になることにやっと気付く。まずは靴。それから帽子も欲しい。わたしの持っている帽子は柄物ばかりなので無地のやつ。

 昨日、NHKの「あしたをつかめ」という番組を偶然観た。そして泣けた。この番組は色々な職業を紹介する番組のようだ。わたしが観たのは小学生の子どもがしごとを持つ親の帰りを待つ学童という施設の職員の回。二十歳そこそこの童顔なお兄ちゃんが主人公。この青年が難しい年ごろの入り口に差し掛かった子どもらとサッカーして遊んであげたり喧嘩の仲介したり色々している。わたしは何度も書いているが子どもが苦手。今はセガレと同等の年齢までの子どもは「解いたことのある過去問題」としてざっくりとは理解できるし(もちろん一人ひとり諸々違うことは踏まえて)、その先の年齢の子らを見ると、特に男児は「この先のかたち」として見ることはできる。それでも今でも子どもは苦手な方だ。こういう職場にもっと男性が増えたら、女性職員同士の人間関係も女性ばかりよりもまた違っていいのだろうと常々考えていたので、心で拍手しながら観た。何より子どもたちにもいいに決まっている。また、自分ができないから素直にすごいなと思うし、子を持つ親として偉いなと思う。前も「幼児遊ばせセンターに時折きていた係のお兄さんがこの春から保育園職員として働くので、もう遊ばせセンターにはこられないよ、さよなら、みんな」のお兄さんからのシンプルなメッセージを読んで泣けた。何が胸をうつんだろう?我がことながらよく分からん。保育園利用者の立場、男の子の親の立場、そして子どもが苦手という視線の三つから、複合的に彼を見て感動したのは確か。子どもにとって最初に出あう大人は親なのだが、わたしは自分がそうだったからか、親以外の大人や少し年上の人が、子どもの近くにいたらいいなと考えている。この学童のお兄さんもそれにあたる。

 休みを朝からすぐに動ける状態にしなくては、朝9時過ぎにはセガレのぐずりがハードになって大変なので、前の晩に洗濯をしている最近。昨晩も干したが、今日は雨が降っている…。残念。
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