分別

　五月の連休明けから、息子の学校が動画で各科目の授業を配信し始めた。
最初のガイダンスは一緒に観た方が良かろうと、仕事も休業で暇やったのもあり、
閲覧した。
　最近は、「イケメン」「おしゃれ」等はどうでも良く、「若い」ってだけ、
それだけでまぶしい、若い男子に対して。10年ぐらいまえにパン屋でパートしとる時に、
当時33歳ぐらいの自分。20代前半のバイト男子の笑顔に、「命の輝き」と「息子
（当時2歳）に近いもの」を感じた。それ想いが年々わたしが年を重ねるごとに、増している。

　動画を観て理科の先生のファンに。
暇だったこともあり、動画が上げられたら息子より先に動画閲覧したことも。
心が疲れたら先生の動画観てね。明らかに生徒の人数より先生の動画は再生
回数が多いはず。わたしのようなお母さん、たくさんいらっしゃるのでは（どうかな）。
で！先日やっとこ第一回保護者会が開催されまして。本物の先生を見ることが
叶った☆☆最近先生熱おさまっていたのに再燃！！
「先生、背高いね！！」と、見てきたことを息子に伝える。毎日「今日の先生どうだった！？」
と息子に質問する日々（笑）。「今日は生徒と一緒に掃除していたのを見たよ」
「先生背、高いから、ほうき短くて大変なんじゃない？」「長いほうきあるから」。
「今日は忘れ物した生徒怒ってた」と聴けば、「先生に呼び出されてマンツ―で
怒られるなんて、何て贅沢なんだ！！」先生の視線は君だけを見ているのだよ！
と思ってね。

　「好きな人ランキング、順不同やけれど…先生、大谷翔平君、松尾歩八段
だなー」と聴かれてもないのに息子に話す母。動画の先生をスクショを
ついにとってしまい(;´∀｀)。いつも携帯媒体の背景はキューライス先生の
描いたイラストなんやけれど、「誰にも内緒にしててね！？」と
息子に言いながら、息子によっていよいよ先生を…背景に！？とした瞬間、
「止めて、止めて、もういい」「さすがにこれはない」「恥ずかしいから」
と43歳の分別でしょうか。ストップです。すごい心拍数の自分。

　こういうのがときめきってやつなんだなー。１０代後半から10年間ぐらいは
こういうのが日々の中に組み込まれていたんだなぁ。人生の金星期とは
よくいったもんだ。わたしは現在火星期、土星期見据えて動いていかなくては。
土星(;^ω^)。トランスサタニアン、越えていけるはずの試練の天体です。