ラジオ深夜便のひとつ前の番組

　最近小さな発見がある、自分自身に。びっくりする。
ふとした時にやってくる。テレビ観ているときとかに、
そのテレビ映像から細く細くつながった糸のように。

　マンねん寝入るのが困難な息子。目にホッカを置いていた
時代もあるが、今はラジオに切り替えてみた。
30分タイマーかけてラジオ深夜便。その前の時間のNHK放送。

　ある日、「これ、誰が聴きようと？？」とわたしにたずねて
きた息子。その時はなぜそげなこと質問したのか分からんやった
んやけれど。昨日か。深夜便の前のNHKをわたしも一緒に
聴きよって、これ確かに「誰が聴きようと？？」って息子に
聴いた。

　ばり大事なことのオンパレード。なのに
テレビのニュースでも流れないような話。
今の日本を知るには、ラジオ深夜便のひとつ前の
番組聴いてみ！って感じ。
「クラブハウスで流せば？？」と言い合って爆笑。
「流れるわけ、ないか。こんな暗くて、でも
大事な話」。蓋をして、蓋をして。蓋をして。
どこまでどうするつもりなんか。逃げられると
思っているのか。

　ラジオ深夜便で、石坂浩二が犬神家の一族の話を
していた。すると息子が、「これって猫村さんの
話でしょ」。…猫村さんが後、っていう説明で
合っているのか？