ひねもす日報

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円形銭湯

2018年07月27日 | Weblog
 夫が飲みに行く日は、子とわたしは適当ご飯の日にする。ファーストキッチンの美味しい
ポテト食べつつ宿題することもある。この日は息子将棋クラブの
近くにある居酒屋にお店を設定していた。ここは数年前の将棋年鑑で某棋士が「棋士になっていなかったら
何になっていた?」という質問に「この店のマスター」と回答していたり、社団戦のチームにも
この店名が入っているチームもあって息子も気になっていたようだ。2年ほど前夫と潜入調査をしたが、
子どもが喜んで食しそうなものが少ないシニアご夫婦が営む小ぢんまりとした居酒屋なので、息子を
その後連れて行くことはなかった。2年前のときに接客してくれたママに「昨日広瀬?って人が
着てエプロンにサインしてもらったの」とご自身の前掛けを指さされときはびっくりした記憶がある。
ここのご夫婦は将棋知らないのである。それも面白くて良い。

 仕事がちょっとだけ早く終わったので、息子塾近くの銭湯に立ち寄る。立ち寄り湯セットがしっかり
しているお店はこうして思い立ったときに入湯出来るから素晴らしい。ここはお店のリニューアルをしたのが
最近なのできれいでぬる湯があるのも嬉しい。黒湯やサウナ、水風呂もないが、湯上りに無料麦茶があったり
フリーで使えるシャンプーとボディーソープが「設置されているのも良い。ボディソ持参するの、面倒なんよねー。
以前住んでいた街にあった綱島温泉。ここは浴槽が円形やったっちゃん。初めてみたときはそのテルマエ・ロマエ
感にじわんとした。仕事帰りにアクセス良しな銭湯の内のひとつにも円形銭湯があり、そこも好き。


 湯上りさっぱりして息子と待ち合わせて居酒屋に入店。
「2人なのでカウンターでもいいですよ」とママに言ったが大きなテーブル席を勧められた。
恐縮なので端っこに座る。座ってテーブル席の奥を見ると、月に二度可愛いプロ棋士くんが開催する
将棋教室の先生であるその棋士くんのお父上が座っている。その隣に座るおじ様たちが息子に
「あれ?●くん」と。すると入口から息子馴染み将棋クラブのオーナーが入店してきた。
「あれ?●くん?」とオーナー。先に始めていたおじ様たちは「一緒に着たの?」「呼んだの?」
となっている。「いえいえ、偶然です」と口を揃えるオーナーとわたし。そんな感じで夕餉がスタート。
あちらの団体は6人。お邪魔してはいけないし、今日我々がお店でやろうと思っていた詰めパラを開く。
息子は串でも食べながら、わたしはビールでも飲みながら詰めパラをやりたかった。
すると奥の席からお父上が「おかあさんも詰めパラ出きるの(・・?」と声を掛けて下さった。
とんでもないです、解答の照合をしているだけですと答えたところから少しずつ団体様の輪に入れて
頂いてしまった。皆様息子の将棋振りを近くで見ていらっしゃるのでクラブでの息子の様子を聞けた。
棋士くんのお父上がとにかくほがらかで明るく気さくな良い方で、こんな素敵なパパだから
あの棋士くんもきゃわいいだけでなく「漢」って感じな子なのね、本当に優しいしねと感じ入った夜だった。
将棋の話しながら飲むのが大好きな上に、こういう席でしか聞けない話が聞けてわたしはとっても
楽しかったが、お料理が出てくるのが遅い(仕方ないの、そこまで含めてこのお店の良さなのだ)
→その間にわたしがビールを頼む、のループで最後1時間は
息子退屈で棋譜見てた(;^ω^)。ビールは2杯まで!と翌日制定する。「一杯までにして欲しい」と
酷なことを言う息子…。それは無理でしょ…。「本当は棋士くんも声かけたけど、もうすぐ順位戦だからって
断られて」とおっしゃる。会いたかったような気もするが、風呂上りのどスッピンを見られなくて少し
ホッとしたような、ファン心理だった。お店のママが息子にすごく優しくしてくれて( ;∀;)、
メニューにはない子ども好きしそうなポテトを出してくれたり最後に何故か息子の写真を写してくれたり
していた。「また着てね!」というママの笑顔をお再び見たくてみんな暖簾をくぐるのかも。わたしも
会いたい。

● ● ●
 片道8キロのチャリ通。1.5-2リットルの水は必ず持参する最近。
保冷剤で身体冷やしてこいでって、職場の冷凍庫で冷やした保冷剤を再び付けて帰る。。
酷暑。
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