めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

大暑の心得

2007-07-23 | 二十四節気
昨日はとても寝苦しい夜でした

それもそのはず?

今日からは二十四節気の「大暑」ですよ

ああ、やっと「大暑」です。 待ち望んでいたわけではないですけどね、さっさと過ぎてくれない事には涼しい秋はやってきませんから

嫌な事はさっさと終わらせたいタイプです


「大暑」の時節には蛍がチラホラ見られるようになります。陸上の蛍は枯れ草の上に卵を産んでいて、この頃に孵化します。なので、中国の大昔の人は「枯れ草が蛍になる」「枯れ草から蛍が生じる」と記しているようです。

この時節の終わり頃には雷雨があり、それにより熱気が衰えて「立秋」へと移行していくようです。

ああ、楽しみ


この「大暑」さえ乗り切れば、乗り切れば、、、


食事で注意する事は、1年で一番暑く食欲の落ちやすい時期なので、「あっさり」した「香りの良い」ものを摂るようにします。「芳香化湿」ですね。

そして、定時に定量食べるようにする事で胃液の分泌を高めます。

ついつい欲するがままに摂取しがちな「冷たい物」は度を過ぎないように

というのも、この時期に多い「湿」は、陰の性質を持つので適度に「温」性の物をとる必要があるのです。

それに冷たい物は胃壁を刺激し消化酵素の分泌を減少させるので、消化不良を引き起こしやすくなります。

私も大好きな西瓜は身体を冷やす効果のある夏にピッタリな食べ物ですが、冷たく冷やしすぎたり食べ過ぎたりすると、お腹が張って停滞してしまいます。

特に子供、老人や慢性気管支炎、慢性胃腸炎、内臓下垂等があり「気虚(気が少ない。元気、パワー不足)」タイプの人は食べすぎに注意が必要です

「生もの」にも注意


そういえば先日お刺身大好きな大黒柱(←無いとウルサイ)の為にお刺身用の鯵を購入したのですが、さばいていると少し生臭い

と言うわけで塩をしてそのまま昆布&酢ジメにしました。モチロン生姜と紫蘇を添えましたよー

次の日に漬け汁&刻み紫蘇で酢飯にして作った「鯵の棒寿司」も美味しかったようです

私ですか?モチロン生でなんて食べませんよ。夏バテ中ですので塩焼きにして、姫の熱い視線を感じながらいただきました。

じーっと見て顔が近づいてきて、我慢して手を出せずに首をかしげる様子が「フクロウ」のようでとても可愛い

早朝に食事を催促する光景とは大違いだわ






コメント
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