気ままな旅


自分好みの歩みと共に・・

あの古い「一行日記」は読むほどに懐かしい・・・11

2015-12-29 12:06:17 | 日記

  夜更かし爺が今朝は6時前に起きた。                    起きたというより、眠れなかたからである。                 「一行日記」は会社人生を終えようとしている時期を迎え、見納めために訪れているのが多い。

H11/04/14  筑波山郵便局 「社員旅行の湯西川温泉の翌日。最後の・・新緑の中、筑波山ケーブルカーで山頂へ。桜散る中、階段を十数段も降りのどかな山間のPost」と記してあった

筑波神社には毎年新年を迎えると、会社として祈願をし、お札をいただいている。   ゆっくりと山頂を歩いたことがない。この県は平野が広がっているので、一つだけ高くとくしつしてるのが筑波山ただひとつ。方向が分からなくなったら、この山を探せばよいと言われている。TVのアンテナもここに・・。             車も通れない山道の中腹に木立の中にひっそりと佇む小さな郵便局を見つけた。  なんでこんな所にと訝るほどに・・。でも、新緑の木立の中に・・絵になる。   これでこの地ともお別れかと思うと寂しいものだ。               ひとり車を走らせていた筈だと思いだした。

No.45 H11/04/22  沢辺郵便局 「「小野小町の館」、禅寺「向上庵」に出向く。山桜が点在し新緑萌ゆ山麓の美しさに感動。のどかな風景。新治村」と記してある。

この伝説は越後にもあると聞くがここにも小野小町の伝説があり今もここに伝えている。

座禅講をしたく探した。  寺門前に樹齢250年のしだれ桜の古木がある「向上庵」を見つけ、宿泊し座禅講話を聴いた。

厳寒の2月に裸足で足を組いみ一心不乱に心を癒さす。

講談本で有名な「ガマの油」口上は面白いものだ。   終戦後、東京の街角で良く口上を聞いたものだ。蛤の貝殻に入っていたものだ。傷が治るとは信じていなかった。

山頂から遠望すると、いかにも関東平野が広がっているのがよく分かる。

No.46 H11/05/21  下諏訪郵便局 「富士山、残雪の南アルプスそして新緑まばゆいばかり。山頂でNさんと蕎麦食味。諏訪湖が眺望。人生の歩むヒントを呉れた」と記してある。

JR線の駅で温泉があるのはここしかないかも知れない。            ご神木の諏訪大社、諏訪湖、アールヌーボの北沢美術館など文化がある。     人生のヒントを呉れたとあるが、これはいままでとは正反対の路を歩こう。第二と言う人生を・・。だと思う。そうなっているかは分からない。           気ままに歩いているから。

この頃、余りにも風来坊よろしく気まま過ぎる歩きをしている。

猿でも反省してるので・・。

終わり