気ままな旅


自分好みの歩みと共に・・

老人は術後のアフターケアの負担を忘れてはならない

2019-12-23 21:13:38 | エッセイ
 雨戸の桟の隙間から道路が見える。
時折、朝早い車が水しぶきの静かな雨水を弾く音を立てて通り過ぎる。
今日も、また雨か。 恵みの雨でない弱者いじめの災害を伴う雨だ。

 この頃はひとり歩きはしないと言うよりできない。
それは15年に及んだ単身赴任を終え、現役を去り70頃から病が発症し、いまでは薬とリハビリで何とか過ごしている。
Blogに取り組んで5年になる筈だ。五体がどうにか動いたのか楽しくPCと遊んでいた。しだいに、画面が読みにくくなり、意を決し白内障の手術をして、より楽しもうとした。それが甘かった。術後のアフターケアを薬漬けの老人生活に組み込むのが至難の技だ。

 今日、眼科医から、もう「薬はこれでいいでしょう」と言われ、やっと4ヶ月ぶりにBlogに取り組もうとPCの前に座った。
原稿の書き方が少し違っているのに気がついた。「どうやったかな~」もう、忘れている。「目も元に戻ってしまったたみたいだ」そうこうしてると、更に、新たに指が疲れて休みたくなる。そんなことに休み休み時間を取られると文書校正もどこえやらと予想もしていなかったことが立ち塞がった。肉体が衰えたと言うべきか病が進行したと言うべきか、想定外にきづいた。手術を受けなかった方がよかったかな?と、チラッと頭をかすむ。もう、遅い・・・。指が動かない。思考力もない。
折角知識として身につけたPCの知識も老人には不断なく使わないと忘れてしまう。時間とか、反復とかルールが変わると・・・途中で切断される間の時間を作ってはいけない。
より高見を望み無理して登ったのは己の脳の低能力を知らないからだ。
途中で座り込むかも知れぬが登るしかない。
終わり

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔の人は・・ (屋根裏人のワイコマです)
2019-12-25 12:25:30
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。
急ぐべからず。 不自由を常と思えば 不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、 いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば
害その身にいたる・・・・・・・・
とか言ってます。 心に染みます
返信する

コメントを投稿