チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「木島櫻谷 PartⅡ 」泉屋博古館分館 @六本木一丁目駅

2018-05-24 20:00:00 | 2018 美術館 博物館

ランチを終えたチビクロわ、
地下鉄に乗って、
六本木一丁目駅へと
向かいましたにゃ。

この展覧会わ、終了していますにゃ。
「木島櫻谷PartⅡ
木島櫻谷『四季連作屏風』
+近代花鳥図屏風尽し」
住友コレクション泉屋博古館分館




木島櫻谷わ、明治から、昭和の初期に活躍した日本画家なのですにゃ。
堂々たる日本画に、写生の技術と
櫻谷独自の感性によって、
描かれた作品わ、とても
すばらしいのですにゃ。

今回わ、
18代住友吉左衛門が、大正期に建てた
茶臼山本邸の大広間を飾るために
注文したという作品
「四季連作図屏風」が
公開されているですにゃ。

「柳桜図」
金地に柳の緑が映えて、
吹き抜ける、爽やかな風を
感じるですにゃ。
一枚一枚丁寧に描かれた桜の花が、
細部で見てもよし、
全体の遠景で見るもよし、の
素晴しい作品ですにゃ。
本物の自然の美しさを
より凝縮し、結晶にしたかのようで
ほんもののお花見よりも
お花を見た感じになるですにゃ。

「燕子花図」
こちらのカキツバタわ、
一つ一つ写生して、
描かれたものですにゃ。
よく見ると絵の具の岩石?が
キラキラと輝いているのですにゃ。

「菊花図」
菊の花びらわ、厚めに絵の具で
描かれ、マットな感じですにゃ。

「雪中梅花図」
紅い梅と積もる雪で
まさに吉祥画ですにゃ。
大画面に紅梅がたくさん
描かれていて、すごいのですにゃ。

木島櫻谷わ、近年まで
その存在を忘れられていたそうで
新たに、その素晴しい作品や、
存在が世の中に出て
知ることができて
よかったですにゃ。

機会があったら
京都にある木島櫻谷文庫として
限定で公開されている
櫻谷のすまいやお庭を
見学してみたいですにゃ。

素晴しい作品に今日も
出会えて
ありがとうございますにゃ。

本日もお読みいただき
ありがとうございますにゃ。