昨日は初級スクール&ツーリングを開催しました。昨日の朝は冷たい風が強くて痺れるほど寒かったのですが、徐々に風がおさまり、そして気温もアップ。太陽も森も味方して基本的に「ポカポカ」な感じでした。
 昨日の参加者はほとんどの方がオフロードでのライディング経験が少ない、まさしくビギナーの方たちだったのですが、スクールを始めてみると、吸収がめちゃ早く、どんどん上達していきました。基本となるテクニックをみっちりと練習して、それをベースに幅を広げていきます。そして、覚えたことをすぐに実践的にためしてみて経験値をあげていく。そんなことの繰り返しを、楽しくこなす。スクール途中で完全にみなさん目つきが変わってきて、ニッカニカした顔になってきました。そして発病。
 冬のコンディションのすばらしい林道やトレイルをゆったりとライドしながら応用力を身につけていきました。今度は一日中ツーリングですね!参加者のみなさまお疲れ様でした。
 初級スクールはまた開催します!


 明日2月17日(日)は、スクール開催のため臨時休業いたします。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
 
 おとといからまた寒さが戻ってきましたね。今日は木枯らし一号ですか!というぐらい冷たい風と低気温。天気はいいけど寒い~。そして明日も寒そうな感じで、朝は0度、昼でもスクールを開催する場所は7度と激寒そうです。スクール参加者のみなさま、暖かい服装をご用意ください。

みなさまも体調くずさないように気を付けて、ライドにいろいろに楽しんでください!


 みなさんは時間というものをイメージするときにどんなカタチを思い浮かべますか。ほとんどの人は直線状で、片方が過去、もう片方が未来、そして今を未来に向かって刻んでいくイメージじゃないかな。今読んでいる村上春樹の小説にも書いてあります。
 ワダも時間に関しては大体そんなイメージを持っています。ただ、一週間の曜日のカタチというのも自分の中にイメージがあって、一週間は楕円のカタチをしていて、日曜日が一番上で、水曜日が一番下で、楕円を反時計回りに曜日が「回っていく」イメージをかなり昔から持っています。これはみんなも似たような感じかな。
 時間は原則的には一定のスピードで未来に進んでいるけれど、時間が経つのが遅く感じたり、早く感じたりするのは、人間の心や身体の状態で相当左右されるんでしょうね。
 マウンテンバイクでジャンプした時、滞空している時間が1秒にも満たなくても、その無重力の至福の状態の時間は1秒よりもずっと長く感じます。「うわ!すっげ~飛んでる!」って。その錯覚、感覚って、マウンテンバイクを楽しむうえで、意外と重要なことかも。

2月17日(日)はスクール開催のため、臨時休業いたします。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。


 マウンテンバイクが産声をあげた70年代から、80年代、90年代初頭までは、一台のマウンテンバイクでなんでもこなしていました。普段のトレイルライディングはもちろん、クロスカントリーレース、ヒルクライム、ダウンヒル、スラローム、そしてトライアルなどなど、まあ競技カテゴリーでくくるとそんな感じのものを全部ひっくるめても、一台のバイクで全部まかなっていたし、それが当たり前だと思っていました。
 90年代中盤から、マウンテンバイクの競技が確立していくなかで、クロスカントリー用やダウンヒル用など、専門的なバイクとして細分化されるようになり現在に至っています。
ほんのちょっと前までは競技志向、向けのバイクが主体となってシーン、業界を作っていた感がありますが、数年前からは競技志向だけではなく、トレイルライドといった「楽しみ」に焦点を当てた、マウンテンバイク本来の使い方が注目されている気がします。そんな中、トレイルやオールマウンテンといったカテゴリーのモデルは、一台でいろいろな使い方ができる守備範囲の広いバイクとなっていて、まさに初期のマウンテンバイクの現在形だと思います。
 日本の山だと、よく見る海外のビデオのようなスピーディーで激しい乗り方をすることはごくまれで、多くは中~低速であんまり激しくない、う~ん、なんと表現すればいいんか、つまり、気持ちよく走れる場所で走っているんじゃないかな。そういう場所だと、バイクのカテゴリー的にはトレイルモデル(サスペンションストロークが120mm前後)からクロスカントリーモデル(サスペンションストロークが100mm前後)があっています。
 それじゃあ、サスペンションストロークが150mm前後のオールマウンテンと呼ばれるカテゴリーのバイクは日本の山だとオーバースペックなんじゃないか、と思うかもしれません。たしかにオーバースペックかも。でも、ロング・スペシフィケーション(Wrong Spcification)ではないと思います。アップダウンのあるトレイルライドに、下り専用のダウンヒルバイクを使うのはあまりよくない選択だと思いますが、登りも下りもこなせるオールマウンテンモデルは決して悪くないと思う。
 なにが言いたいのかというと、たしかにオーバースペックなバイクは過剰にみえるかもしれないけれど、カッコいいバイクに乗りたいじゃん、ということ。適材適所の範疇に入っているのなら、その場所には必要ない機能を持っていようが、惚れたバイクに乗る方が一番精神衛生にいいんじゃないかってことです。だって、楽しむためにマウンテンバイクに乗っているわけだから。
 乗りたいバイク、ウキウキになるようなバイクに乗りましょう!
 


 前回は富士山麓のふもとっぱらを会場にして開催された日本マウンテンバイクガイド協会によるイベント、RIDE & MEET。ふもとっぱらのMTBコースもあのときは楽しくてサル化して走りまわってしまった記憶があります。
 そして久しぶりのRIDE & MEETが開催されます。場所はさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト。期日は3月23日(土)。
 日本各地で活動するマウンテンバイクツアーガイドのみなさんが集結して、一緒にライドしたり、遊んだりの楽しいイベント。今回は、初めての方のためのスクールや、キッズ、ガールズ・ミーティング、また、婚活ライドも開催するみたいです。は~い、その辺りのロンリーなみなさま~、婚活ですよ~!。
 トレイルストアでもいつもお世話になっている、アロハバイクのケンケン、長瀞BLSSのジャイアン、ノーススターのヤマケン、トレイルカッターのマーシー、そしてもちろんB.C.PORTERのNORIくんなども集結、もちろん全国各地のガイドのみなさんも集結予定みたいです。
 イベントの詳細は日本マウンテンバイクガイド協会でチェックしてください。楽しそう~!


 この三連休の関東は天気に恵まれたので、みなさんどこかに行きましたか~!。いや、行ったんでしょうね!。マウンテンバイカーならこんな天気なら身体が自然と反応して発病しているハズ。その証拠に、連休最終日の今日は店内とても静かでした。ワダですか?、無論発病を必死に抑えての営業。発病で手が震えてこようがノー問題。みなさんのライドしているときの笑顔を思い浮かべながら、今日も工具をキリッキリ、です。
 最近の完成車に組み込まれているホイールは、以前のものと比べると組み具合の精度が上がっているような気がします。以前は結構テンションがバラバラだったり、最初から大きくリムが振れていたりとか。ここのところそういうのみてません。でも、やはりテンションが低めで、山でちょっと乗ったニップルが緩んじゃうだろうなあ、というものもあります。なので、完成車のホイールはホイールの精度を上げながらテンションも上げて組みなおしています。ほかのパーツについてもそう。乗られる方が使いやすいように、操作しやすいように、マウンテンバイクショップなりのこだわりで組み直しをしています。楽しくライドしているシーンをイメージしながらね。


 現在の、シフトレバーを押せば(モデルによっては引けば)確実に希望のギアへ変速するシステムしか知らない方、一昔前までは変速レバーの操作にもテクニックが必要でした。シフトレバーを操作してシフトワイヤーを引っ張ったり緩めたりして変速機を動かして、変速するのは変わらないのですが、今みたいに一段一段場所が決まっていたわけじゃなく、とりあえずトップとローの両サイドだけは決まっていて、その間のギアへの変速は「感覚」でした。そう、レバーさばきが必要とされていた時代がありました。僕がマウンテンバイクに乗り始めた時も、一段一段かっちり変速するレバーはなく、感覚でレバーをさばいてました。舗装路みたいな安定した路面だとやりやすいんだろうけど、オフロードでは頻繁にシフトミスを起こしていたな。
 そのあと、一段一段クリック感のあるかっちりした変速フィーリングのシステムが誕生、いわゆるインデックスシステムというやつでした。最初に乗り始めた時がリアの変速段数は6段が最大で、7段が出たときはびっくりしたけど、それ以上にインデックスシステムの素晴らしさに感動しました。オフロードでのシフトミスは激減して、その分ライディングに集中できるようになったのを覚えているな。そして今や10段変速(11段もあるか)。変速スピードも以前と比べものにならないほど早くなっているし。進化って素晴らしい。
 古き良き時代のパーツてんこ盛りのバイクの整備が入りました。治せるところまで治して、きれいにしたいと思います。


 今度の木曜日はバレンタインデーということで、普段ロマンチックのカケラもないトレイルストアが、やはりロマンスのない?みなさまに、トレイルストアの今会えるアイドル/年中無休ヒロインのトモクロからささやかなバレンタインプレゼントです。なぜかブラックサンダー!、勝負か!。なくなり次第プレゼント終了ですが、14日過ぎても余ってしまったららワダが全部食べちゃうのでそこんとこヨロシクです。

 来週の2月17日(日)はスクール開催のため臨時休業いたします。スクール参加者募集中!


 マウンテンバイクだと、ダウンヒル系ライドの時におもにお世話になるゴーグル。サングラスに比べ目をしっかりと保護してくれます。また、風の巻き込みを防ぐために風圧で涙がでることによる視界の遮りも制御。ハイスピードなライドには心強いアイテム。
 このブログを読んでいる方で、スノーボードやスキーもされる方手を挙げて!は~い!
 けっこう多くの方がマウンテンバイクと両立して、スノーボード、スキーも楽しんでいます。感覚似てますもんね。ワダもスノーボード好き。
 スノーボード、スキーの時に着用するゴーグルはスノーゴーグル。でもスノーゴーグルって結構高い。それに比べてダート用MXゴーグルはそんなに高くない。たとえばオークリーの製品で比較すると、スノーゴーグルの価格帯が11,000円台から30,000円台なのに対し、MXゴーグルは5,000円台から高くてもシグネチュアモデルの13,000円台。なんでこんなに価格が違うんでしょうか。
 一番の理由はレンズの違いです。スノーゴーグルのほとんどはレンズが2層構造になっていて、これにより曇り止め効果などがあがっています。また、雪山で紫外線から目を守るためにレンズに特殊加工している場合もあります。対してMXゴーグルのレンズは1層。そして多くがクリアレンズで、複雑な加工のレンズはみかけません。
 MXゴーグルの場合、常にホコリ、泥などで汚れてレンズに傷がつくことが日常茶飯事。いわばMXゴーグルは消耗品なのです。スノーゴーグルはそんなに傷がつく心配がないから寿命が長いのがわかります。MXゴーグルはほんとに寿命が短い。
 なので、交換レンズもほとんどのモデルが1枚1,575円と安くなっています。MXゴーグルの場合、レンズに傷がついて視界の妨げになるようなら、クリーニングするより即交換しちゃったほうが視界が確保できて、ライディングも安心!となります。トレイルストアではクリアのスペアレンズは常にストックしていますので、いつもスペアを携帯しておくと便利ですよ~。


 650B(27.5インチ)ホイール規格のマウンテンバイク。おそらく2014モデルから急速に広まっていくと思います。2013シーズンはまだ多くのメーカーが参入していませんが、これからは確実に普及します。
 このホイール、展示会場で見たのですが、エントリーモデルながら軽く、精度も高く、エンデューロ系のちょっとラフなライディングにも耐えうる剛性もあり気に入りました。
 重量はフロント790g、リア1060g(実測値)。日本製シールドベアリングを採用しているハブは回転も滑らか。組み付け精度も高いです。フロントのアクスルは15mmスルーアクスル、リアは142mm幅の12mmアクスル規格です。(リア135mm幅や、フロント9mmクイック仕様もあります)
 ステルスっぽいマットブラックで統一されたデザインもかっこいい。前後セットで47,250円です。