タンクの中央部に両パネルを繋ぐBAFFLE(青いパーツ)が新たに装備されました。これにより水を入れた時に型崩れしにくくなり、バックパックへの出し入れが簡単になり、また収納した時もスマートになります。
 試しに裏返してみましたが、BAFFLEがあるために裏返すにはコツがいるようになりました。このBAFFLEですが、HYDRAPAKのオリジナルモデルだとSNAP ZIPという方式が採用されて、BAFFLEを切り離すことができます。

 最大容量2Lもしくは3Lを持ち歩けるハイドレーションシステムは、ライドに欠かせないアイテムです。


 ホースとリザーバータンクを接続するコネクターも、主要パーツをホース側からタンク側にすることにより操作感がぐっとアップしました。タンク側には弁が設けられているため、ホースを外したまま給水することができます。


 DAKINEのバックパックのうち、APEX、NOMAD、DRAFTER、SESSIONなど(ガールズ含む)にはHYDRAPAK社製のDAKINEブランドのハイドレーションシステムが付属してきます。ワダも多くのハイドレーションシステムを使ってきましたが、このHYDRAPAK社製のが一番使いやすいと思います。なにせ手入れがラクチンだから。リザーバータンクは使ったあとに裏返しにすれば清掃も簡単だしちゃんと乾かすことができます。この裏返せるタイプじゃないリザーバータンクをいくつカビさせたことか・・・。また、ホースを含む素材は匂いが付きづらく、例えばスポーツドリンクなどを入れても香料の匂いが付着しません。
 そんな製品も、毎年のように改良がくわえられます。
 2012モデルのバックパックに装備されてきたのは改良が随所に見られました。
 まずは、タンクを密閉するためのレールとバックパックとの接合方が変わりました。レール側にストラップを通す細長い穴があけられ、とっても簡単にしっかりと留めることができるようになりました。タンクとレールを繋いでいるリーシュコードの接合も以前のものより強化されています。