こちらはSPECIALIZED / DEMO 7Ⅰの2008モデル Mサイズ。2008モデルなので、422,000円が315,000円とセールになっています。
 ワダはこのDEMO 7のフレーム(北関東仕様)から組んだものに乗っていますが、面白いバイクですよ。
 けっしてスピード命!のバイクではなく、コントロールを楽しむバイクかな。ダウンヒルよりもフリーライドという感じで、前輪が上げやすいし、小回りが利きます。富士見だとBコースで走るととても楽しいです。ちょっとヤンチャな乗り味で、加速感も楽しめますよ。
 いずれのダウンヒル向けバイクも、カーブではタイヤを信じてググッとバイクを寝かしていくと面白いほどキュンキュンカーブします。乗り方のコツとしては、サスを上手に使って、バイクの真ん中に乗ってあげることです。そうすると、カーブ、ギャップで違った次元のライドができますよ。


 続いてはSPECIALZIED / BIG HIT FSRⅠ(220,000円) Sサイズ。
 ダウンヒル入門にぴったりのこのバイク、この価格でも基本性能が高くて、僕も前に富士見のすべてのコースをこれで下ったことがあるのですが、充分な楽しさでした。
 シングルクラウンのフォークは150mmストローク。リアサスペンションのトラベルは173mmです。
 スペシャライズドのすべてのフルサスペンションバイクは、FSRというサスペンションシステムを採用していて、このシステムの中にHORST LINKというスペシャライズドが特許を持っているピボット(支点)があります。このHORST LINKのお陰で、リアサスがどんな状態になっていてもリアの長さ(リアセンター)が一定で、このため、サスが縮むことによって起こりうるチェーンの引っ張り状態(キックバック)や、リアブレーキをかけるとサスが動かなくなるといった挙動は皆無。どんな状態でも安定するのはこれのお陰です。楽しいバイクですよ!
 


 富士見パノラマMTBパークの今シーズンは24日に堂々とオープンしました。雨や雪のために心配されていたコンディションの方もまずまずだったみたいで、さっそくライドしてきたお客様も満足そうでしたよ。
 富士見パノラマにある3本のダウンヒルコース、Aコースはレースなどでも使用される様々なシチュエーションが詰まった富士見を代表するコース。Bコースは急斜面とドロップ、難所の連続で、バイクコントロールに自信のある人にはたまらないコース。Cコースは平均斜度が緩く、休憩ポイントも沢山あるビギナーから走れるコース。どのコースも人気です。
 ダウンヒルコースでライドを楽しむのであれば、やっぱりそれに適したバイクでライドするのが楽しいです。ロングストロークの前後サスペンションは、バイクの挙動に安定感をもたらし、走る、曲がる、止まる(スピードコントロールですね)という基本アクションに余裕を持って望めます。
 トレイルストアで現在ストックしている富士見向けのダウンヒルモデルを紹介。
 まずはSPECIALIZED / DEMO 8Ⅰ(400,000円) Sサイズ。スーパートップレーサーSAM HILLもこのDEMO 8に乗っています。バイクの性格は抜群の安定型。富士見のどのコースでも楽々~に、気持ちよくライドできます。完成車ならではのゴージャスなパーツアッセンブルもオススメ理由です。