歴歩

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富山市・百塚古墳群 新たに6基の古墳と鉄製の轡も見つかる

2010年07月30日 | Weblog
 富山市埋蔵文化財センターは29日、同市百塚の百塚古墳群から弥生時代後期~古墳時代後期(約20000~1400年前)の墳墓が新たに6基見つかったと発表した。これまでの調査結果を含めると、同古墳群の墳墓は計31基。墳丘を持つ古墳群では、同市の呉羽山丘陵古墳群の41基に次いで県内2番目の規模。
 6基の墳墓は、約40mの間に南北方向に並び、方形周溝墓や円形周溝墓などが混在して見つかった。このうち古墳時代後期(六世紀後半)とみられる円墳の周りの溝に2つの人の埋葬跡があり、うち1か所から鉄製の轡の一部が見つかった。装飾がなく実用品で、農耕や儀礼に使われた馬がいたとみられる。全国的には多く出土しているが、県内では高岡市内の2カ所の遺跡に次いで3例目。
 31日(土)午前10時~12時、一般公開される。
[参考:富山新聞、北日本新聞、中日新聞、朝日新聞]




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