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淡路市・横入遺跡 1世紀の大規模環濠が見つかる

2011年12月09日 | Weblog
 兵庫県立考古博物館が7日、淡路市志筑(しづき)の「横入遺跡」(よこいりいせき)で、弥生時代中期(1世紀)の集落の環濠とみられる溝(幅0・7m、深さ0・4m、長さ32m)が見つかったと発表した。 昨年確認された分と合わせて長さ68mになり、40m四方の集落を囲んでいたとみられる。 本来の環濠の幅は約2mと推定される。 淡路島で弥生時代の環濠跡が見つかったのは洲本市の安乎間所遺跡(あいがまどころいせき)に次いで2例目となる。
 また、古墳時代中期(5世紀)の土坑4基(直径0.5~0.7m、深さ0.4~0.7m)も確認された。 3基は等間隔で並び、祭祀用とみられる土師器の甕や壺、鉢、高杯などが据えられていた。
 現地説明会が10日(土)午後1時30分から開かれる。
[参考:読売新聞、朝日新聞]

コメント
 横入遺跡の詳しい場所が調べきれない。 志筑川河口近くの沖積地に立地され、藤原宮の複弁八葉蓮華文軒丸瓦と同じ笵を使って作られた淡路島で最古の寺院である志筑廃寺(奈良~平安時代)が北側近くにあるようだ。


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