歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

柳本古墳/天理市 国内最古級の古墳木棺

2009年01月22日 | Weblog
 産経新聞の報道で、前方後円墳「柳本大塚古墳」(3世紀末築造、奈良県天理市)の被葬者が埋葬され、明治期に取り出された後、所在不明となっていた木棺が、同県桜井市三輪の宗教法人「大神(おおみわ)教」(西野新也管長)の本院拝殿に掲げられた額として残存していたことが県立橿原考古学研究所の現地調査で21日分かったことが報じられた。
 大神教本院拝殿の額は長さ2・8m、幅82cmで、白い文字で「大神教」と記されている。大木をくり抜いて内側を湾曲させた形に加工されていた。明治時代末期から大正時代の間に現在の場所に掲げられたらしい。
 現地で行われた蛍光エックス線分析などを使った学術調査で、学問的に証明された。
 柳本古墳は、全長約94m、後円径54mの前方後円墳。天理市のホームページでは、築造時期は4世紀前半とする。
[参考:産経新聞、天理市HP]
国内最古級の古墳木棺 残存(産経新聞) - goo ニュース

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 桑下城跡/瀬戸市 15世紀... | トップ | 千石遺跡/豊田市 灌漑用堤... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事