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かつらぎ町・西飯降Ⅱ遺跡 竪穴住居跡140棟を確認 現地説明会2/7

2009年02月06日 | Weblog
 県文化財センターは5日、西飯降Ⅱ遺跡で、弥生時代から古墳時代にかけて07年度の調査と合せて、東西幅約160mの集落に竪穴住居跡計約140棟を確認したと発表した。
 弥生中期(約2000年前)の竪穴住居跡は、直径6~10mの円形で、石で作られた稲刈りの道具や武器も出土した。
 縄文時代や鎌倉時代の遺構もあり、長期間、この地域の中心的な集落として存続していたとする。
 07年度に見つかった集落東端の溝(幅約3m、深さ約1・2m)に続き、西端の溝(幅約2~3m、深さ約50~70cm)を確認。出土品から弥生時代中期(約2000年前)のものとみられる。弥生時代中期から古墳時代(約1700~1500年前)の竪穴住居跡計約60棟も新たに発見した。
 このほか、奈良時代の掘立柱建物跡とその近くから硯が出土し、周辺が役所のような役割を果たしていたと考えられるとする。
現地説明会は7日午後1時半から。
[参考:毎日新聞、読売新聞、紀伊日報]
参考:前出:かつらぎ町西飯降遺跡、西飯降Ⅱ遺跡、中飯降遺跡

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