歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

蒲郡市・上ノ郷城跡 物見台/物見櫓?の遺構が出土

2010年05月23日 | Weblog
 市教委が13日から第5次調査(~7月上旬)を行っていた上ノ郷城跡(蒲郡市神ノ郷町)の発掘調査で、物見台のような背の高い建物を支えたとみられる遺構が出土した。
 遺構は、大きめの礫(40―50cm)をぎっしりと敷き詰めた石積みで、縦約2m、横約4m、深さは約40cmがあった。
 これまで調査してきた城郭区域の東南の端にあり、三河湾の方向がよく眺められる位置にあることと、しっかりした工法などから、物見櫓の可能性もある。
 さらに、20―30cm大の石を寄せ集めた、幅約2mの石群が、先に出土した排水溝から帯状に南方向に伸びていた。ほかに土器片も見つかっている。
[参考:東日新聞]

過去の関連ニュース
 2009.7.24上ノ郷城跡 大量の盃が出土、鵜殿氏一族の結束の儀式に使用か
 2009.6.30上ノ郷城跡 虎口付近から金銅製飾り金具が出土

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奈良県明日香村・飛鳥京跡 ... | トップ | 八幡市・石清水八幡宮 境内... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事