歴歩

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甲府市・甲府城下町遺跡 金の粒が付着した土器片が58点見つかる

2009年01月10日 | Weblog
 甲府市は9日、戦国時代の武田氏や方周辺の城下町遺跡などで発掘した土器58点に金が付着していたことを発表した。
 内訳は、市教委などが昨年9-12月に発掘調査した時に見つかった32点、既に発掘済みの土器の再分析により見つかった24点、近くで発掘された2点の合計58点。
 金は最大1mm程度の球状であり、精錬や加工に使われた土器の上で加熱された際に溶けて付着したとみられ、城下町で金が加工されていたことを示しており、武具の装飾品などに加工された可能性が高い。金貨「甲州金」に使われた可能性もあるという。
[参考:読売新聞、共同新聞]

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