歴歩

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青森市・三内丸山遺跡 縄文中期の土器片にシャーマンを描いた人物画

2011年07月09日 | Weblog
 青森県文化財保護課が8日、三内丸山遺跡(青森市)で出土した縄文時代中期(4300年前)の土器片から、人が踊る姿を描いたとみられる絵が見つかったと発表した。 シャーマン(呪術師)を描いた国内最古級の出土品の可能性があるという。
 この土器片は93年11月に遺跡中央の北盛土(もりど)から発掘されていたもので、大きさは縦約8cm、横約6cm。職員が先月、人物が描かれているのを見つけた。絵は縦約4cm、幅約3cmの大きさで、鳥の羽根のような飾りを頭につけ、右手に祭具か弓矢のような道具を持ち、両足を広げ踊るような姿で、直径1mmほどの棒のようなもので刻み付けたとみている。 人を描いた縄文土器はまれで、動きのある表現も珍しいという。
 土器片は9日~11月20日、遺跡に隣接する展示施設「縄文時遊館」で公開される。
[参考:朝日新聞、共同通信、東奥日報、毎日新聞]

シャーマン最古の例?三内丸山遺跡の土器片に人物画(朝日新聞) - goo ニュース

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