佐倉市は18日、高岡新山遺跡から1984年頃に出土した8世紀後半(750~775年頃)の灰釉陶器の骨壺(高さ22.5cm、最大径33cm)から、火葬された人骨と一緒にオオハクチョウの骨1個が見つかったと発表した。 ハクチョウと人骨が古代に一緒に埋葬された例が見つかったのは全国初という。
見つかったハクチョウの骨は、左翼の「中手骨」の一部で、長さ2cm程度。骨壺には他に30~40歳くらいの男性1人分の骨が入っており、いずれも焼かれていた。 火葬によって埋葬されていることや、骨壺が現在の愛知県の窯で作られたことなどから、市教委は、火葬された人骨は畿内政権と結び付きが強い集落の首長的立場の人物だったとみられるとしている。
[参考:時事通信、毎日新聞、千葉日報]
見つかったハクチョウの骨は、左翼の「中手骨」の一部で、長さ2cm程度。骨壺には他に30~40歳くらいの男性1人分の骨が入っており、いずれも焼かれていた。 火葬によって埋葬されていることや、骨壺が現在の愛知県の窯で作られたことなどから、市教委は、火葬された人骨は畿内政権と結び付きが強い集落の首長的立場の人物だったとみられるとしている。
[参考:時事通信、毎日新聞、千葉日報]
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