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米子市・目久美遺跡 弥生後期の大型水路跡が出土 9日現地説明会

2009年08月08日 | Weblog
 市教育文化事業財団埋蔵文化財調査室が、目久美遺跡(同市目久美町)で弥生時代後期(約1900年前)の大型水路跡と木製護岸施設跡が発掘されたと発表した。
 水田跡の脇から見つかった水路は幅5~7m、深さ1.5mで、延長は1km以上とみられ、周辺の遺跡で見つかっている7カ所の水路跡と同一の水田用水路とみられる。
 護岸施設跡は、水路跡の片側に広葉樹の杭36本を打ち込んだもので、杭列は長さ約7mあった。
 山陰では最大規模で、当時の土木技術の水準を知る上で貴重な資料という。
 9日午後1時から現地説明会が行われる。
[参考:毎日新聞]

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1 コメント

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山陰の考古学 (鋼太郎)
2009-09-05 21:31:50
大和岩雄氏のころとは違って、出雲の考古学もだいぶ進んできて、関裕二氏なんかは、大和の勃興は出雲の鉄によるなどと言ってますよね。たしかに島根県安来市などに古墳時代を先取りした四隅突出墳丘墓などを作った集団は大和が鉄欠乏症だった時代にふんだんな、鉄器を埋葬していますからね。
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