歴歩

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白百合遺跡/牧之原市 区画された竪穴住居跡 所有地を区分か?

2009年01月28日 | Weblog
 市教育委員会は27日、同市静波の白百合遺跡から、区分された弥生時代後期の竪穴住居跡群が見つかったと発表した。
 住居跡周囲に区画溝が巡り、所有地を区分するためではないか推測している。
 溝で仕切られているのは5区画。そのうち3区画に4つの竪穴住居跡があり、幅1-0・3m、深さ50-20cmの溝が住居周囲に方形上に掘られていた。
 昨年8月に発掘された高床式倉庫とみられる掘立柱の建物とは大きな溝で仕切られ、倉庫群と居住区の住居群が2区分されていることも分かった。
 そのほか、弥生時代中期の方形周溝墓や土器棺、かまどが備え付けられた奈良時代の竪穴住居跡なども見つかった。
 このような遺構が海岸部にあること自体、珍しいという。
 現地説明会が、31日午前10時30分と午後1時30分に開かれる(雨天中止
[参考:中日新聞、前出]

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