蒲郡市教委が8日、5月中旬から発掘調査していた上ノ郷城跡(同市神ノ郷町)で、戦国時代(16世紀初頭)の本丸の大手門跡や門に通じる石造りの階段、虎口などが見つかったと発表した。中世城郭の発掘調査で出入り口付近を石で整備した遺構が出土するのは、全国的にもきわめて珍しいという。
大手門跡とみられる建物遺構(間口6.3m、奥行き5m)からは、建物の柱跡や、庇を支える主柱の基礎石などが見つかった。
門からは50cm大の石を並べた4段の階段(幅3.5m、高低差80cm、1段の高さ約20cm)が東側に延び、階段の横には傾斜が緩やかな幅60cmの女坂が設置してあった。
階段下には小石や砂利を敷き詰めた平坦な場所があり、その南側に「虎口」が幅1m、長さ3mにわたって出土した。左右が小石で盛り上げられていた。
現地説明会が10日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:東日新聞、中日新聞、朝日新聞、毎日新聞]
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上ノ郷城跡
大手門跡とみられる建物遺構(間口6.3m、奥行き5m)からは、建物の柱跡や、庇を支える主柱の基礎石などが見つかった。
門からは50cm大の石を並べた4段の階段(幅3.5m、高低差80cm、1段の高さ約20cm)が東側に延び、階段の横には傾斜が緩やかな幅60cmの女坂が設置してあった。
階段下には小石や砂利を敷き詰めた平坦な場所があり、その南側に「虎口」が幅1m、長さ3mにわたって出土した。左右が小石で盛り上げられていた。
現地説明会が10日(土)午後1時半から開かれる。
[参考:東日新聞、中日新聞、朝日新聞、毎日新聞]
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