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いわき市・塚前古墳 東北最大の古墳時代後期前方後円墳

2017年05月10日 | Weblog
 福島大の考古学研究室(菊池教授)は10日、いわき市小名浜林城にある「塚前(つかまえ)古墳」を調査した結果、全長が最大95~120mの前方後円墳と推定し、古墳時代後期(6世紀)では東北最大と発表した。
 その他の概要は前方部長さ70~45m、前方部幅45~65m、後円部直径約53mと推定。
 これまで最大とされてきた「下総塚(しもふさづか)古墳」(福島県白河市)の全長72mを上回るという。
[参考:下野新聞、共同通信、産経新聞、読売新聞、福島民報、NNN福島中央テレビ、福島大学行政政策学類考古学研究室Home]

2017.10.11追記
 これまで古墳時代後期(6世紀)で東北最大とされてきた下総塚(しもふさづか)古墳(6世紀後半、前方後円墳、白河市)は全長72m(後円部直径45m)であった。
 今回の塚前古墳(6世紀中頃)は全長が最大95~120mの前方後円墳(後円部直径53m)であり、下総塚古墳を上回る規模である。
 ほかにもと調べてみると、下記古墳が見つかった。
 神谷作101号墳(6世紀前半、いわき市平神谷作)は前方後円墳とみられ、後円部直径42m、前方部10m以上が見つかっている。全長は70m以上ありそうである。


古墳時代後期で東北最大 小名浜の「塚前古墳」福大が調査

福島の塚前古墳、後期古墳で東北最大規模






キーワード: 塚前古墳
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