甲府市教委が同市の千塚小校庭で行っている塚本遺跡の発掘調査で、古墳時代の陶質土器・須恵器の甕や奈良時代のベルトの装飾品「腰帯具」が見つかった。
委託を受けて調査している帝京大山梨文化財研究所によると、2点とも当時の役人が所有する品であり、同校があるエリアが地域を治める上で重要な拠点となっていたことが推察されるという。
須恵器(注1)は高さ、直径ともに約30cm。液体が注ぎやすいように、注ぎ口が中心からずれた位置に付いているのが特徴。祭祀の際、酒を入れるなどして使用していたと推測される。
腰帯具は縦約2cm、横約3cmの銅製。大きさからみると、役人が身に着けていたものとみられる。今回の出土品の発見によって、少なくとも古墳時代から奈良時代にかけては役人クラスが住んでいた集落だったと推察されるという。
[参考:山梨日日新聞]
注1: 須恵器平瓶か。最上部に出来る穴は塞いで、すぐ隣に穴をあけ注ぎ口を設けているのが特徴。穴を塞いだ粘土板部にはボタン状の貼付文らしきものが見える。
委託を受けて調査している帝京大山梨文化財研究所によると、2点とも当時の役人が所有する品であり、同校があるエリアが地域を治める上で重要な拠点となっていたことが推察されるという。
須恵器(注1)は高さ、直径ともに約30cm。液体が注ぎやすいように、注ぎ口が中心からずれた位置に付いているのが特徴。祭祀の際、酒を入れるなどして使用していたと推測される。
腰帯具は縦約2cm、横約3cmの銅製。大きさからみると、役人が身に着けていたものとみられる。今回の出土品の発見によって、少なくとも古墳時代から奈良時代にかけては役人クラスが住んでいた集落だったと推察されるという。
[参考:山梨日日新聞]
注1: 須恵器平瓶か。最上部に出来る穴は塞いで、すぐ隣に穴をあけ注ぎ口を設けているのが特徴。穴を塞いだ粘土板部にはボタン状の貼付文らしきものが見える。
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