仙台市教育委員会は6日、同市青葉区の仙台城三の丸跡(現市博物館)に隣接する江戸時代の造酒屋敷跡の今年度発掘調査で、3棟の建物跡の一部や米を蒸すためのかまど跡などが見つかったと発表した。昨年の調査では隣接する外側の門付近から、「造酒屋敷」が仙台城内にあったことを裏付ける木簡などが出土した。
最も大きな建物跡は東西に9・5m以上、南北約7・6m。見つかった3棟の建物跡は18世紀ごろのものとみられるが、現存する絵図(17世紀後半から18世紀初頭)と一致しない部分もあり、今後、検証を進めるという。
かまどの跡も見つかり、土間形式の建物だったと考えられる。また、酒を溜める大型の甕の口縁の破片が初めて発見されるなど多数の遺物も出土した。折れた小柄(小刀)や、刀の鍔の前後にはめられる切羽(せっぱ)も見つかり、榧森家が帯刀を許されていたことが推測されるという。
[参考:毎日新聞]
過去の関連ニュース・情報
2009.12.11 仙台城三の丸跡 榧森御酒屋敷を裏付ける木簡が出土し公開
最も大きな建物跡は東西に9・5m以上、南北約7・6m。見つかった3棟の建物跡は18世紀ごろのものとみられるが、現存する絵図(17世紀後半から18世紀初頭)と一致しない部分もあり、今後、検証を進めるという。
かまどの跡も見つかり、土間形式の建物だったと考えられる。また、酒を溜める大型の甕の口縁の破片が初めて発見されるなど多数の遺物も出土した。折れた小柄(小刀)や、刀の鍔の前後にはめられる切羽(せっぱ)も見つかり、榧森家が帯刀を許されていたことが推測されるという。
[参考:毎日新聞]
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