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羅州市・丁村古墳 完全に近い状態の百済金銅履物が出土

2014年10月24日 | 韓国の遺跡・古墳など
 国立羅州文化財研究所は23日、全南羅州伏岩里古墳群と隣接した丁村古墳(정촌고분、羅州市郷土文化遺産第13号)で、これまで発見された百済金銅履物のうちで最も完全に近い状態の遺物を発掘したと発表した。
 同古墳は蜂の巣型古墳で、石室、石槨、甕棺など計9基の埋葬施設が発見されていた。今年は石室墓3基に対する内部調査を実施した。
出土品は、金銅靴ほか、金製耳飾り、と金製装飾、馬具、矢筒の装飾具、・矢じり・玉・石枕などが多量に出土した。
 1号石室墓の規模は、最大長さ485cm、幅360cm、高310cmで、これまでに知られている馬韓・百済圏の大型石室墓の中では最も大きいという。金銅靴は1号石室墓から出土し、長さ32cm、高さ9cm、幅9.5cm。足の甲先端に龍の飾りがあり、足首の部分には金銅板の覆いを付着した。 履物の底には蓮華と鬼の模様を透彫と線刻で整えて派手に飾られていた。
 主人公は百済だけでなく伽耶、新羅とも交流があったとみられる。
[参考:聨合ニュース]

過去の関連ニュース・情報
 金銅履物
 丁村古墳


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