四條畷市の蔀屋(しとみや)北遺跡で、5世紀中頃の「渡来犬」とみられる犬の骨が、府教委の調査で出土した。
下あごの骨(残存の長さ13・4cm、高さ3cm)、肩甲骨の一部(長さ9cm、幅3cm)、腰椎(長さ4cm、幅3・5cm)の3点あり、体高は推定52cm、現在の四国犬ほどの大きさで、同遺跡から共に出土した他の犬の骨より大きかった。これまでに国内で出土した古墳時代(3~7世紀)以前の犬では最大という。弥生時代(紀元前4世紀~後3世紀)の犬よりも一回り大きく、牧場の番犬として、朝鮮半島・百済から持ち込んだ大型の犬を飼育していたのではないかとみている。
同遺跡は、百済からの渡来人が馬飼いにかかわっていたとされている。韓国南部の勒島(ヌクド)遺跡(紀元前1世紀)で同じ大きさの犬の骨が見つかっており、朝鮮半島からの「渡来犬」らしい。
府教委によると、日本では約9000年前の縄文時代早期から、体高38~40cmの柴犬ほどの犬が飼われ始めた。弥生時代の犬は体高46cm前後で、これまでに確認された最大は体高が47cm。古墳時代の犬は、よくわかっていないという。
[参考:読売新聞]
過去の関連ニュース
2010.3.15 蔀屋北遺跡 5世紀中ごろの国内最古の馬の乳歯が出土
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同遺跡は、百済からの渡来人が馬飼いにかかわっていたとされている。韓国南部の勒島(ヌクド)遺跡(紀元前1世紀)で同じ大きさの犬の骨が見つかっており、朝鮮半島からの「渡来犬」らしい。
府教委によると、日本では約9000年前の縄文時代早期から、体高38~40cmの柴犬ほどの犬が飼われ始めた。弥生時代の犬は体高46cm前後で、これまでに確認された最大は体高が47cm。古墳時代の犬は、よくわかっていないという。
[参考:読売新聞]
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