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大阪市・大坂城 豊臣の大名屋敷跡が見つかる 佐竹義宣の屋敷跡か

2019年03月20日 | Weblog
 大阪府教委は20日、大阪城(大阪市中央区)の西側で豊臣秀吉が整備した「大坂城三ノ丸」にあたる場所で、豊臣家六大将(徳川、前田、島津、毛利、上杉、佐竹)の一人、佐竹義宣(佐竹氏19代当主、1570-1633)の大名屋敷とみられる建物跡や、豊臣方が大坂の陣に備えて作った火縄銃の弾が見つかったと発表した。
 三ノ丸は慶長3年(1598)から整備が始められた。 礎石立ちの建物跡が2棟見つかり、そのうち1棟は東西約20m、南北約15mと規模が大きい。 建物近くで佐竹氏の家紋「扇に月丸紋」がある瓦が3点出土した。 豊臣時代の「大坂城」の周辺から当時の大名屋敷跡が見つかるのは今回が初めてという。
 建物跡は現在の地表から約2~3m下から見つかったが、徳川氏による大坂城再築工事で埋められていた。
 現地説明会が23日午前10時~午後3時に開かれる。
[参考:共同通信、産経新聞、毎日新聞、朝日新聞、NHKニュース]


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