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三重県・斎宮跡 飛鳥時代の宮殿一部か

2019年03月07日 | Weblog
 斎宮歴史博物館(三重県明和町)が6日、国史跡・斎宮跡(同町)で、7世紀後半から8世紀初めの飛鳥時代に建てられた宮殿の一部とみられる建物遺構が見つかったと発表した。
 最初の斎王は天武天皇3年(674)に派遣された天武天皇の娘、大来皇女(661-702)とされ、今回見つかったのはそれに続く時期の遺構。
 「日本書紀」の記述を裏付ける重要な発見としている。
[参考:共同通信、毎日新聞、朝日新聞]

過去の関連ニュース・情報
2019,1.5 三重県明和町の国史跡・斎宮跡で、飛鳥時代後半(7世紀後半~8世紀初頭)の斎宮の中心施設である、方形区画と多数の建物跡が見つかった。天武天皇の娘で初代斎王・大来皇女の就任に伴い造営されたとみられる。
現場は国史跡範囲の西部に位置する。2018年度の発掘調査で、区画の北東隅とみられる直角に折れた塀跡が見つかり、過去に発掘された塀跡と合わせて東西約40m、南北約60m以上の方形区画が存在することが分かった。区画内では脇殿とみられる掘立柱建物跡が4棟、さらに区画外の西では、3間×4間の大型総柱建物を含む倉庫跡が7棟あることが確認された。
[参考:読売新聞、斎宮歴史博物館HP]

斎宮跡


斎宮跡で飛鳥時代の宮殿一部か 伊勢神宮奉仕の皇女過ごす
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