熊本県教委は12日、弥生時代の集落跡「幅・津留(はば・つる)遺跡」(高森町、南阿蘇村)で、平屋大型建物を描いたとみられる絵画土器片と大規模な水路跡が見つかったと発表した。
同遺跡は、県道熊本高森線のバイパス工事に伴い、県教委が2006年から調査していた。
絵画土器片(縦7cm、横6cm)には、格子模様で屋根を、縦11本の線で建物の柱を描いている。平屋大型建物を描いたと考えられる。
水路跡は集落の中央に伸びる幅4~5m、深さ75cmで、祭祀に使った可能性があるという。また、弥生時代後期後半から100年程度しか使われなかったらしい。
現地説明会が、14日(日)、午前9時半、同11時、午後1時半、同3時の計4回開かれる。
[参:熊本日日新聞、読売新聞、熊本県HP]
過去の関連ニュース・情報
2009.10.30 熊本県南阿蘇村、高森町・幅・津留遺跡 県内最古の花弁状住居跡が見つかる
弥生時代中期後半(約2000年前)に建てられたとみられる県内最古の花弁状住居跡1棟が見つかる。
同遺跡は、県道熊本高森線のバイパス工事に伴い、県教委が2006年から調査していた。
絵画土器片(縦7cm、横6cm)には、格子模様で屋根を、縦11本の線で建物の柱を描いている。平屋大型建物を描いたと考えられる。
水路跡は集落の中央に伸びる幅4~5m、深さ75cmで、祭祀に使った可能性があるという。また、弥生時代後期後半から100年程度しか使われなかったらしい。
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