ホリデイ現役添乗員日記

近畿日本ツーリスト ホリデイ現役添乗員が新鮮な情報をそのまま皆様にお伝えします

プロバンスの小さな幸せ

2011-05-31 23:31:57 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

春のプロバンス
お日さまがきらきらしてとってもカラフル
エクサン・プロバンスの朝市で見つけたこのお花

フランスの牡丹
こんなの買ってお部屋に飾ったら
幸せ

午後ロクシタンの工場に行って

そこのファクトリーショップの新製品コーナーに
さっきの牡丹

牡丹のオードトワレは爽やかな香り

いつもバックの中にしのばせているだけで
幸せ

フランスの美しい村に選ばれたゴルド
黒い雲がバスを追いかけてきたので
心配だったけど
全景写真を撮るときはまだ雨に降られなかった

想像以上の美しさに胸がときめく
幸せ

車がすれ違えないほどの断崖の道に
突如現れたセナンク修道院

まだラベンダーには早すぎたけど
絵ハガキで見るとこんな感じ



でも売店でラベンダーのにおい袋を買った

これでいつもプロバンスの香り
幸せ

小さな幸せだけど
プロバンスの幸せを皆さまもホリデイ「連泊でめぐるコートダジュール・プロバンス・パリ」で探してみませんか
ラベンダーの季節は特にお勧めですよ


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ポン・デュ・ガールで数学を考える

2011-05-28 20:15:01 | デイちゃんフランス
デイちゃんです

唐突ですが皆さま数学はお得意ですか
デイちゃん高校1年の時あきれるくらいまるで駄目でもう体質的に合わなかった
5回連続皆勤賞で追試試験を受けておりました記録だと言われました
実は追試受けてもまだ駄目でご丁寧にも職員室で個人特訓
学校のしつこさにもううんざりいい加減にあきらめてくれ~
でもその時心の底から思ったことは
数学なんて出来なくても算数+-×÷だけで生きていけるサイン・コサイン・タンジェントなんて死んでも使うものか~

でも今から2000年前に高等数学なんてなかっただろうに
どうやってこんな水道橋をローマ人は作った


南仏のニームという町まで古代ローマ人は50キロも導水路を建設したが
途中ガール川の谷をどうしても通るので作ったのがこの水道橋ポン・デュ・ガール
し・か・もコンクリートなど接着剤を一切使わず
石がお互いに与えるせり持ちの原理を利用した
アーチの力だけで2000年も保っている
アーチはローマ建築の基本中の基本

これだけでも凄いのに驚くのはその勾配
水源とニームの間の高低差はわずか17メートル
全長50キロなので平均すると1キロにつき34センチしかないので
始め急勾配で勢いをつけて後にゆるい勾配にしてるその方が水道橋も低くてすむ

あまり勾配が急だと水の力で橋が壊れ
ゆる過ぎると水はよどんで流れない

ローマ人頭良すぎ

でホリデイの連泊でめぐるコートダジュール・プロバンス・パリのツアーでは
なんとこの水道橋の一番上を歩くのです普通のツアーとは違うのです

要は2000年前の水道管の中を歩くのだけれど
ちゃんと予約して係員に鍵を開けてもらわないと一般の人は入れない

水面からの高さ49メートルは凄く見晴らしが良く

高所恐怖症のデイちゃんでも全然大丈夫

水道管の中なので上に石の蓋が乗っているところもあり

ここを歩かないとわからない物もある

例えばこの石の膨らんでいる部分

これはね石灰

現在でもヨーロッパの水は硬水が多いので
やかんとかずっと使っていると石灰がたまってしまうので
ときどきお酢に一晩つけて石灰を取ってあげないと使えなくなる

この水道橋も400年位使えたが
ローマ帝国が衰えてメンテナンスを怠ったため
9世紀以降は使えなくなったらしい

それにしてもサイン・コサイン・タンジェントとか知らなくていまだになんだかよくわからない
どうやって2000年前のローマ人はこの水道橋を作ったのだろう
もしかしてカン


皆さまも是非ホリデイで南仏に来て下さいね
水道橋を渡った人だけが貰える証明書もホリデイならプレゼントいたしますお待ちしてます

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毎日バトルの添乗員ライフ

2011-05-22 04:42:14 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。海外にしょっちゅう行けて羨ましいですね!と良く言われる添乗員ですが、実態は毎日が「戦争」です。バトルあり、刺し違えあり、虚々実々の駆け引きあり、で内情を知ったら「添乗員て、いやらしい仕事だね」という人も出てくるかも?それも、これも、自分のグループのお客様がいちばん可愛くて、同じ条件なら、自分のグループのお客様に少しでも有利になって、喜んでもらいたい、そのための「戦争」であることを理解してほしいのです。何も、好き好んで戦争を挑む人種ではないし、好戦的な人がこの業界に集まってきているわけでもありません。ほとんど全員が、お客様に喜んで頂くことを生きがいにしている優しい人と理解して下さい。

今日は、日々の「戦争」のうち、飛行機の座席をめぐる壮絶なバトルをとりあげます。最近、各航空会社とも、収益性の低い団体エコノミークラスの乗客に冷たくなってきていますそう遠くない昔なら、座席のリクエストを出しておけば、2人カップル×何組、3人組みが1組み、4人参加が1組みといった、グループの実情に合わせた割り当てを前もって考えてくれたり、グループが座る範囲を指定して、添乗員が割り振りを考えたりさせてくれたものでした。でも、そんな「古き良き時代」は終わってしまいました。航空会社は、ファーストクラス、ビジネスクラス、団体割引のかからない個人のエコノミークラスの乗客を「収益源」として大切にする一方、残念ながら団体エコノミークラスの乗客(=旅行会社のツアーのお客様)にあまり配慮しなくなりました航空会社も利益のためですから仕方がないことだと思いますが...

だから、もしツアー会社のパンフレットに「ペアシート確約」とあったら、航空会社にお金を払って「保証」を得ていると考えて下さい。従って、別料金になりますが、始めから座席のことで悩まなくて済むし、その分ツアーに集中できるので、申し込みの選択肢があるツアーでは、積極的に「ペアシート」を申し込むようにして下さい。ハネムーンとかカップルで申し込んでも、今の時代、必ずしも隣同士の席を確約されているという保証はないのです。「ペアシート」は、「隣り合わせ」のことも含めた座席の要望をうるさく言ってくる旅行会社や添乗員に対する航空会社の防衛線であり、差別化なのです。ペアシート代を払った人は、優先し保証しましょうということです。そして、問題はその先にあります。ペアシートの申し込みをしていないお客様は「保証」されていないわけですが、それでも、何とか2人とか3人の人をいっしょに並べようとして、添乗員仲間は涙ぐましい努力をしていますそうです「ペアシート代を払ってない人に対しても何とかしてあげたい、と考えてしまう優しい人が仲間に多いのです。ペアシート確約対象でない人たちに与えられている自己防衛手段が、日本航空などでシステム化されているウェブ・チェックインとか、オンライン・チェックインというものです

このウェブ・チェックインは、フライトの出発72時間前とか、30時間前とか、とりかかれるタイミングに制約があるため、できない人もいるし、添乗員としても、海外で業務中で難しいことも多く、日本にいる人に都合を聞いて頼んだり、逆の立場で、自分が日本にいるときに人の仕事を請け負ったりで、大変な時間と労力を割いていますこの前、私の妻で添乗員のマチルダが、出発直前にフライトが変わった非常事態のときに、顧客全員のウエブ・チェックインをやってあげたことをブログに載せたことがありました。でも、そのマチルダとて、普段は添乗員仲間に帰国便のチェックインを頼んでやってもらったりして、辛くも乗りきっている場面が多いのです。

このブログを担当しているデイちゃんはじめ、デイちゃんの仲間のさんとか、Fさんたちに最近、とても良くお世話になっています。デイちゃんはじめ、皆さんありがとうホリデイは本当に助け合える素晴らしい添乗員さんが大勢います。国際電話代はかかるし、メールは打たなくてはならないし、時差を考慮して、夜中や未明の明け方に起きていたりするんですよ1日中座席マップとにらみ合っていることもあるんです。仲間のグループのお客さんのためならね添乗員だろうと、お客さんだろうとこれだけの時間と労力と費用をかけているわけで、ペアシート代を払っている人は、不公平だと思わないで下さいね。ゆめゆめ、払わなくてもできてしまうのなら今度は払わないですませよう!などと思わないで下さい。そういう人が増えれば増えるほど、ペアでとれる確率はどんどん落ちていきます。

他にも、最近経験したマチルダのバトルのお話しをします。ヨーロッパ国営の某航空会社に乗った時のことです。このときのマチルダもFさんにすごく協力してもらい、大変な時間と労力をかけてウエブ・チェックインを行いました。ペアで参加の人を何とか全員ペアシートにして安心したのもつかの間、搭乗時にトラブルが起きました。航空会社側で何の都合か知りませんが、数組のツアー客のペアシートの搭乗券を他人に渡してしまい、ペアシートをもっていたツアーのお客様には、バラバラの座席の搭乗券を勝手にすり替えて、搭乗時に何の説明もなく渡していたのです。搭乗してみて、そのことを知ったマチルダはプッツンと切れてしまって、客室乗務員に宣戦布告し、空いていた空席を使って、バラバラにされた人の席を隣り合わせに戻したのです。帰りの飛行機の搭乗時というのは、本音でいうと、添乗員として、いちばん安心しホッとしたい、と思うし、帰りの飛行機くらいは、ゆっくりくつろぎたいと思っていて、そのためにそれまでの添乗業務に命をかけるのです。

しかし、多くのホリデイの優秀な添乗員仲間のおかげで、乗りきれた危機が何度もあったことをホリちゃんからもお礼申し上げます。ホリデイツアーの優れた一面は、優れた添乗員です。ちょっと自画自賛してしまいましたが、ホリデイの添乗員は仲が良く協力しあえる自慢の仲間なのです。

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存亡の危機で見せた古代ギリシャの先見性

2011-05-21 10:10:46 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。 ゼロどころかマイナスからのスタートとなった東日本大震災そして原発事故後の日本です。今の日本は復興へ向けて国民が一つにまとまる良い機会です。すでに、自分にできることは何かを問い、続々行動に出ている民間人に比べて、この国の政治家の惨状は目を覆いたくなるものがあります。歴史は危機管理の宝庫ですから、我々は古代ギリシャ人からも、国家存亡の危機にどう立ち向かったか、どう乗り越えたかを学ぶことができるのです。

   

アテネの北にマラトンという古戦場があります。当時の戦死者を祀る塚があります。古代ギリシャの前に最大の仇敵として立ちはだかったのは東方の大国ペルシャです。「マラトンの戦い」でペルシャに勝利したとき、フェイディッピデースという俊足の伝令が、アテネまで42.195キロを走り通して大勝利を伝え、絶命したといういう記録があり、この美談がもとで、オリンピックのマラソン競技ができたのです。「マラソン」は、「マラトン」に由来します。

   

   

2004年アテネオリンピックのマラソン競技のスタートポイントはここでした。

さて、問題はその後です。ペルシャでは偉大なダリウス大王の跡継ぎである、息子のクセルクセスが王位を継いで、海陸双方の大軍を整え、満を持して再度攻め込むのは確実でした。そうなると、数の問題で圧倒的な戦力差があり、祖国ギリシャは再び、存亡の危機です。そうした非常事態には、その時代を乗り越える英雄が良く出ます。幕末・明治維新の日本に明日の日本を切り開く英雄が輩出したように。天才的戦略家のテミストクレスがアテネの指導者についたとき、ライバルで、覇権争いの相手だったスパルタはじめ、幾つもの周辺ポリス(都市国家)に団結を呼びかけ、対ペルシャ大同盟を完成させます。その上で、戦略要地としてピレウス港を開き、豊富な銀山からの利益を軍船建造にあてて、
「海戦に生きる道あり」の先見性に基づく政策を次々実行しました。テミストクレスの指導力と先見性は見事でしたが、それには源泉があったのです。

   

アテネの北方200Kmくらいに、デルフィがあります。ギリシャ神話のアポロンの聖地で有名です。多神教のギリシャでは、全能の神ゼウスをはじめ、数多くの神々が登場します。アポロンはとても守備範囲が広く、音楽や詩作などの文芸や医術の神という面もありましたが、何といってもアポロンの知名度を高めていたものは、未来への予知能力と予言そのものでした。

   

アポロン神殿で神官が仕切り、巫女を通じて得られるアポロンの神託を多くの国家や個人が生き方のよりどころとし、いやが上にもデルフィの名声は高まったのです。ヘロドトスやツキディデスといった有名な同時代の歴史家が著した著作でも明らかです。

   

アポロンの聖域(遺跡)は今、観光客で溢れていますが、昔は神秘的な聖地でした。

   

   

   

   

遺跡見学は登り坂を登りながら、アポロン神殿のある高台に近づいていきます。

   

実際に訪れてみると当時の神秘性を感じさせる独特の静けさがあります。

   

   

   

アポロンの神殿は、遺跡として柱と土台しか残っていませんが、「大地のへそ」とよばれる石の上で信託が行われていた現場です。

   

神殿の回りには、野外劇場があり、その上方にはスタディオン(競技場)があります。
テミストクレスが偉大とされるのは、「木の城によって闘え」というデルフィの神託を受けて、「軍船によって闘え」と解釈したのは卓越した先見性と情報分析力を備えていた彼だからこそできたことでしょう。結果は、議論百出して、収集つかなかったアテネの議員をまとめあげ、アポロンの神託を機に国の一致団結を実現させ、見事、サラミスの海戦に勝利して、ペルシャの大軍を追い払いギリシャを救ったのです。

   

遺跡の宝庫「デルフィ博物館」に行ってみると、アルカイック期の作品とされる「大地のへそ」の展示があります。

   

戦車競技の御者のブロンズ像などの傑作も見学できます。

   

デルフィも素晴らしいですが、デルフィ近郊に世界遺産の修道院があります。オシオス・ルカス修道院です。現存するビザンティン様式の建築として代表的なもので、11世紀の聖堂モザイクやイコンが残っていて貴重です。

   

   

ホリデイツアーでは、世界遺産を重視し、こうした人里離れた修道院も忘れずに訪れま。今も衰えることのない古代ギリシャの魅力に惹かれ、欧米人は大勢見学に行っています。日本人の皆さんも、西洋の源流を知る意味で、もっとギリシャに出かけて下さい。

   

   

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「宙に浮かんだ世界遺産」メテオラの修道院

2011-05-18 21:39:23 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。この前お話ししたように、古代から栄えたエーゲ海の島々は、今は観光と癒しの地として人気を博しています。ギリシャ本土の北部には、ギリシャ正教の聖なる山と神々が住むオリンポス山がそびえ立っています。ギリシャ最高峰のオリンポス山(2917m)の南西100Kmに、「宙に浮かぶ修道院群」のメテオラがあります。

   

   

ホリデイツアーの「7つの世界遺産をめぐる充実のギリシャ周遊8日間」というツアーに参加さますと、メテオラホテルが指定で、ホテルからこのメテオラの奇岩・高峰を
眺められます。宿泊先のカランバカは、メテオラの巨岩群のすぐ足元に開けた町で、ホテルから、修道院へ向かう途中にも、下から修道院を見上げるビューポイントがあります。

   

   

こうした断崖絶壁は見事ですが、何故人を寄せ付けない険しい場所にわざわざ選んで修道院を建てたのか、素朴な疑問がわいてきませんか?

   

   

その前に、修道院と教会の違いはわかりますか?似ているけれども、何が決定的に違うかわかりますか? いきなり答えから言うと、世俗と人との接点があるかないかの違いです。教会は、お役所のように、教区・教民という区分をもっています。大体、町を代表する教会はもちろん、多くの教会は、一等地か若しくは、人の来やすい便利なところに位置します。世俗の人との交わりを前提にしていて、住民の冠婚葬祭や人生相談にも係り合い、住民が、ミサなどの教会のイベントに出入りするのは大歓迎です。カトリックの教会には神父さんがいて、プロテスタントの教会には牧師さんがいて、自分たちが祈り高まるのはもちろんのこと、住民の啓蒙もしていて、彼らが高まることにも、大きな関心を寄せています。このように、人との交わりが当たり前である教会と違って、修道院は基本的に人との接点がないことが前提になっています。修道士である自分たちだけの祈りと修行の場であり、生活そのものも自給自足に近く、何でも自己充足してしまいます。そんな修道院にとって都合が良いのは、高い山や人を寄せ付けない険しい立地であり、俗世間から疎外されたところこそ祈りと修行に好都合なのです。

   

修道院は11世紀頃からあったものの、最盛期は、いちばん大きなメガロ・メテオロン修道院ができた14世紀です。ツアーでは、2か所の修道院の内部を見学します。アギオス・ステファノス修道院は尼僧院です。聖堂の中も、宝物庫のイコン、壁画もみな見事ですが、残念ながら写真は一切撮れません。

   

しかし、下界の眺めは格別です。

   

昔、ローマ帝国が2つに分かれ、西ローマ帝国はローマ・カトリック教が普及し、後から宗教改革を経てプロテスタントが出て来たということですが、一方、東ローマ帝国は、ビザンティン帝国と名を変えて帝国内では、ギリシャ正教が普及しました。つまり、ギリシャ人の国民的宗教はギリシャ正教です。ギリシャ人の大半は正教徒です。カトリックとの違いは色々ありますが、いちばん大きな違いは、カトリックのようにイエス様やマリア様のような立像を作らず、聖像崇拝が禁止されていることでしょうか。その代りイコンとよばれる聖画をもっています。初期の原始キリスト教徒が迫害されたのは誰でも知っていますが、ギリシャもお隣りのトルコに4百年間支配された歴史があり、迫害を逃れるための祈りの場として、メテオラの絶壁の上や、途中の洞窟は絶好の隠れ家でした。ギリシャ正教の文化や芸術、伝統が維持できたのも、メテオラの修道院群が大きな役割を果たしたからとも言えるのです。見つかったら、イスラム教に改宗させられるか、厳重に処罰されるか、という危機感を絶えずもって暮らしていました。

   

アギア・トリアーダ修道院ですが、これが最もメテオラらしい、絵に描いたような絶壁の上の修道院です。よく、写真集などのトップを飾っています。陸橋と石段ができる20世紀まで、修道士たちは、梯子を登り降りし、ロープも使って命懸けだったのです。巻き揚げ装置もあって、人や物を運んだのも日常のことでした。

   メガロ・メテオロン修道院(大いなる空中の聖堂)は最大で、海抜613mあり、数あるメテオラの修道院のモデルケースでした。

   

入口の注意事項ですが、メテオラの修道院では、女性は女性らしくという厳しいドレスコードがあって、必ずスカートを着用しなければなりません。もちろん、ミニスカートは駄目で、ひざ下までかくれるものでなければなりません。ズボンしか持ってない人のために、貸しスカートもあるという念の入れようです。

   

   こんな険しい断崖の上でも動物はいるのかと思っていたら、ちゃんとネコが顔をみせてくれました。

   

   

礼拝堂内とか、壁画、イコンなどは写真が撮れませんから、生活空間をイメージしてみて下さい。

   

   

   

眼下に見る風景は絶景で、前日宿泊したメテオラホテルが見えたときは感激しました。

   

トルコのカッパドキアでも、世にも珍しい奇岩群を見ることができますが、頂上の修道院と一体となったメテオラの景観の魅力はカッパドキアにないものです。ぜひ、ホリデイツアーでご一緒しましょう。

   

   

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ギリシャの休日は優雅にエーゲ海クルーズ

2011-05-16 18:16:58 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。ギリシャといえば、古代遺跡や神殿が頭に浮かびますが、何といってもエーゲ海、あの青い海、青い空、白い家のイメージも忘れられないですね。ギリシャまでは直行便が通っていないので、必ず数時間の乗り継ぎ時間があるのがネックになっているのか、ギリシャのツアーはそんなに数多くでません。観光資源として魅力的なものは無限にあるのにもったいない話しです。休暇があまり長くとれないという事情も、ハードルを高くしていることでしょう。ホリデイツアーなら、アラブ首長国連邦のアブダビを経由するエティハド航空(EY)を使いますので快適です。エコノミークラスのシートピッチはまずまずだし、機内のエンターテインメントも充実しているし、何といっても、機内食の選択肢が豊富なのが良いですね。日本発着便だから、日本人乗務員が乗っているのはもちろんです。機内食は、①和定食、②チキン洋食、③パスタ、④ベジテリアン(予約要)の4つから選べるし、到着前の朝食の選択肢にも和食のおかゆが入っているので、何となくホッとします。味も中々のもの! へたをすると、日本を代表する航空会社も、和食の味付けで負けていますよ!経営再建課題として、こういうところも見据えてね、経営陣の皆さん、頑張って下さい。JALが心配になるほど、エティハド航空のサービスは素晴らしいということです。もちろん、ビジネスクラスで行っていただければもう数段レベルアップしたサービスやラウンジなどの施設で王様並みの旅が約束されています。

   

エーゲ海クルーズも、3日も4日もクルーズして、複数の島を渡り歩くのも素晴らしいですが、ギリシャのエッセンスだけで、8日間くらいの旅で済ませたいと考えている人にとっては、ハードルが高く無理でしょう。ホリデイツアーでは、アテネに3連泊している間の日帰りでエーゲ海クルーズに行って帰って来られるのです。

   

クルーズ船は、数百人乗れる大型船ですし、色々な人種・国籍の人との混乗です。でも、ホリデイツアーで行く人は、必ず日本人スタッフのいるクルーズ船で、乗船と同時に日本語で丁寧なガイダンスとスケジュール説明もあるし、クルーズ中も要所要所で日本語のアナウンスが聞こえるので何の心配も要りません。添乗員もいますから。退屈しないように、ご覧のような船内ブティックでバッグやアクセサリーを眺めたり買物も楽しめます。はじめに案内されるこの2階がメインキャビンです。この下に1階のフロアがあって、食事やダンスショーなどのイベントに使われています。そして、もちろん、屋上デッキに居てもいいし、好きなように写真を撮りながら青い空と途中の景観を満喫できます。

   

アテネから遠くない、サロニコス湾内クルーズで、3つの特徴ある島を巡って日帰りできます。コンパクトにしてエッセンシャルです!最初の島は、アテネから最も遠いですが、2時間40分くらいかけて、イドラ島に寄港します。

   

各島とも、必ず寄港して、自由に散策する時間が設けられています。大体1時間~1時間半くらいの滞在です。イドラ島は、昔のイタリアのヴェネツィアのように、海上貿易で巨万の冨を築いたリッチな島です。かつての豪商たちが町を豊かにしたせいか、多くの芸術家が移り住んでいる芸術家の島です。芸術家はネコが好きなのか、ネコがイドラ島が好きなのか、わかりませんが、イドラ島で下船すると、足元にネコがいっぱい寄ってきます。

   

   

   

いつのまにか、こんなに、そしてこの3倍も???

   

ネコの島でもあり、いじめる人もいないし、天敵もいないし、ストレスがないせいか、人になついてのんびりしています。ホリちゃんなんか、パンをあげても無視されて、鳥肉なら食べるというから、何という贅沢!

   

下船して散策しても、およそ15分で町の端から端まで歩けます。こじんまりしていて綺麗です。

   

自動車の乗り入れ規制をしていて、ロバの町でもあります。

   

イドラ島を出発してまもなく船内1階のダイニングルームで昼食をとります。この日はサラダ、ローストポ-ク、デザートのセットメニューでした。食事を終えてくつろいでいると、2番目の島、ポロス島に到着です。

   

3つの島ではいちばん小さいですが、白い家とオレンジ色の屋根が青空によく映えて美しい島です。海岸に沿って散歩すると、ヨットやクルーザーがいくつも停泊していて、リッチなリゾート地に来た気分です。

   

   

   

出港すると、日がさんさんと降り注いで天気が良いので、屋上のデッキですごす人が多いです。クルーズ中の景観にも変化があって楽しいです。

   

   

   

   

最後、3番目の島、エギナ島に到着する頃、もう夕方になっています。

   

エギナ島は、昔、独立の都市国家(ポリス)として、アテネと覇権争いをしたことのある規模も勢力も大きい島です。アテネのパルテノン神殿と張り合うようなアフェア神殿をもっています。クルーズ船主催のオプションとして、バスツアーが出ますから、申し込んで行ってみると見事です。

   

   

このような保存度が高い神殿の説明を日本語で聞き、写真もとれます。

   

欧米人も団体旅行大好きで、欧米版ホリデイツアーがいっぱい出ています。

   

アフェア神殿の後、外側の写真の時間だけですが、聖ネクタリオス修道院でも降ります

   

それと、このエギナ島は、ピスタチオの名産地で、ピスタチオ畑の写真を撮ったり、ピスタチオ工場見学や売店での買い物時間もとってあります。

   

ピスタチオに限らず、アーモンドやナッツ系のお土産、オリーブの実やオリーブオイルは、3つの島のどこでも買えます。水分が少なくても育つ乾燥に強いこれらの植物は、ギリシャ人にとって、昔から天与の恩恵でした。

   

エギナ島を出港して、アテネに戻って来る標準的な時間は、19:20くらいです。
朝は、7時すぎにはホテルを出て、8時30分には出発しますから、一日がかりですが
日帰りできます。

   

ホリデイツアーでは、火曜日に日本を出発して、6日目の日曜日にエーゲ海クルーズと決まっています。日曜日は街中に残っていても、お店がみんな閉まっていますので、見学と買物の両方が楽しめるエーゲ海クルーズは日曜日お勧めで、そういう細かいところまで良く考えて作られています。まさに、「ギリシャの休日は優雅にエーゲ海クルーズ」の夢はホリデイツアーで実現します。

   

それだけでなく、ホリデイツアーでは、クルーズ終了後、アクロポリスの丘に行き、パルテノン神殿のライトアップも楽しめます。これも良い想い出となるでしょう。

   

唯一のオプションの夕食を選択すれば、アクロポリスのパルテノン神殿前の名門レストランで食事ができます。そうすれば、食事の間ずっと、ライトアップの景観はあなたのものです。

   

ぜひ、ホリデイツアーでギリシャにお出かけになり、多様な楽しみを味わって下さい。

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フェルメールの孝行娘

2011-05-14 16:09:03 | デイちゃんオランダ・ベルギー
デイちゃんです

フェルメールの一番人気の絵画と言えば
真珠の耳飾りの少女

いろんな説もあるし映画にもなったけど
この少女の絵は肖像画ではない要は特定のモデルがいなかったってこと
17世紀のオランダは世界で一番お金持ちになって
普通の市民が絵画を家に飾った初めての時代リビングルームに飾るから仰々しいのは嫌だわ
レンブラントもいろんな肖像画を頼まれたけど
金出してんだからちゃんと似せてぇな
金持ち出来栄えに超口うるさいから
芸術よりも依頼主を満足させないと金貰えない
だ・か・ら
美しい人はより美しくそうでない人もそれなりに
なんとか修正もとい努力をしなければならなかった
でもね・・・時にはね・・・
そんなのどうでもいいから思いっきり好きなように描きたい
そういう場合はトローニー
トローニーとは特定のモデルがいないことで依頼主もいないから
好き勝手に画家は想像を膨らませて思いっきり描ける
真珠の耳飾りの少女のモデルが誰か何もわからないのは
だって私トローニーだもの謎めくのは当然よ

ハーグのマウリッツハウス美術館は10時オープンなので時間はその都度確認してね

デイちゃん開館の10分前には行って一番乗りに見られるようにいつも努力している
でもどのグループも同じことを考えるので開館早々はフェルメールのお部屋はごった返す
と・こ・ろ・が・・・
大体どのグループもガイド付きなので説明が終わるとさっさと別の部屋へと立ち去ってしまう日本のグループは忙しい
でもホリデイは日本語の館内ガイディングをお一人一台お付けしているので
自分のペースで見たい絵画をかぶりつきで見ていられるここの日本語の案内はわかりやすい

デルフトの眺望も

ディアナとニンフたちも

独り占め出来るなんてこんな贅沢ってあります
まさに至福の時

来年からマウリッツハウスは改装工事が行われるので
チューリップの季節が終わってから稼ぎ時が終わってから
真珠の耳飾りの少女は日本や米国まで出稼ぎに行く随時情報を必ず確認してね
だって改装工事代稼がなくちゃね人呼んで稼ぎ頭もとい孝行娘って呼んで
でも日本に来てもはるか遠くから人混みの中をかすかに数秒見るのが精いっぱい
ならばホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」でハーグに行って
フェルメールを心ゆくまで堪能するのはいかがですか

いつも遊びに来ていただきありはとうございます
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小さくても存在感の大きいルクセンブルク

2011-05-12 10:14:53 | ホリちゃんオランダ・ベルギー
ホリちゃんです。久しぶりにルクセンブルクへ行ってきました。各社とも、ルクセンブルクを扱っているツアーは少ないだけに貴重な機会です。何故少ないかって? オランダ・ベルギーで8日間くらいが精一杯で、なかなかルクセンブルクまでは日程に入れ込めないようです。入れるとオランダ・ベルギーで、あっちを削り、こっちを削り、しないと8日間では収まらない。皆さんの休暇が10日くらい取れると、もっと増えると思いますが、ないものねだりはしません。8日間でも、ツア-に来ていただける方は有難いです。今回も、「オランダ・ベルギー・ルクセンブルク8日間」で行ったのですから、半日、ルクセンブルク市内の旧市街中心に、そのエッセンスを味わうツアーでした。小さくても、山椒のように小粒でピリリと辛いルクセンブルクを紹介しましょう。

   

ルクセンブルク市は、1994年にユネスコの世界遺産に登録されています。市内は、旧市街(サントル)と、ガレ(中央駅周辺地区)、グルント(谷地区)、キルシュベルクの丘の4つに大まかに分れています。旧市街と対岸の中央駅を結ぶ高さ43m、長さ84mの橋がアドルフ橋です。

   

何しろ、国土面積が我が国の佐賀県や神奈川県くらいしか、ありません。人口は48万人です。ちなみに神奈川県の人口は870万人、佐賀県は87万人です。リヒテンシュタインやバチカン市国のようなミニ国家ではありませんが、かなり小さいのは、まちがいありません。見どころは多くは旧市街に集まっています。

   

 アドルフ橋を渡ると、憲法広場があって、旧市街の代表であるノートルダム寺院が見えます。

   

中はカトリックの象徴である「聖母マリア崇拝・信仰」のための教会で、ステンドグラスが見事です。

   

ただ、この国では、イエズス会の教会として発展し、もう一つの出口には、イグナティウス・デ・ロヨラとフランシスコ・ザビエルの像があります。

   

でも、昔のドイツの代名詞だった神聖ローマ帝国皇帝を出したこともあるルクセンブルクは昔はもっと大きかった!14世紀には、現在の4倍もあったのです。それが、大国どうしの戦争の度に大国の都合で運命をもてあそばれる如く、ドイツ、フランス、スペイン、オーストリア、オランダと次々に支配者が変わっていった!とっくの昔にどこかの大国に飲みこまれて国が消滅していてもおかしくない!大国は大国の論理で、ルクセンブルクを臓器移植のための人体のように、領土割譲を国際的妥協の道具に使ったのです。便利屋的に使われて、そこに現代まで生き延びる存在意義と利用価値があったようです。「ルクセンブルク大公国」が正式名称です。あまり聞き慣れないのですが、大公殿下と大公妃が皇室で国家元首です。

   

 旧市庁舎だった大公宮殿は気品がありますが、イタリア語でいうところの「ウフィツィ」(=役所)の雰囲気をもっています。

   

衛兵の表情は昔から変わらず、人形のようです。

   

女大公の時代もあって、シャルロット女大公は、第二次大戦中、女大公に好意的なアメリカのホワイトハウスを根拠地として、亡命政府を指揮し、祖国独立に尽くした英雄です。
   

   

大公宮殿から、歩いてわずかなところに、ギヨーム広場があります。「ルクセンブルクはルクセンブルク人によって統治されるべき」というリンカーン大統領のような名言を残した大公の像が広場中央にあります。

   

市庁舎もこの広場にあります。

   

ギヨーム広場から、聖ミシェル教会の方向に行ってみると、屋台がいっぱい出たマーケットのようなにぎやかな通りで、その先に「ポックの砲台」があります。

   

   

この町の断崖絶壁を堪能できる見事な景観です。ここは、入場料を払って、ところどころ大砲が備え付けられた地下の要塞を見ることができます。

   

   

   

この国には、軍事的には弱小国家であっても、生き延びる知恵と叡智が満ち溢れています。わざわざ、大国の緩衝国となる知恵を生かし、永世中立国になったかと思うと、非武装中立の困難を悟り、戦後はNATOに加盟し、西側陣営に属することを明確にします。また、国際機関を牽引していく仲介のリーダーシップがあります。EUの構想もルクセンブルクから出て来たものだし、シェンゲン協定の名前もフランス国境よりの街の名前からきています。

   

金融機関や金融サービス業は、スイスに負けない代表産業で、ユーロ圏を代表する国際金融センターとして世界の資本と冨を呼びこんでいます。金正日の隠し財産が保護されているという話もありますから、穏やかではありませんが、他の情報通信産業などの代表産業と合わせて、一人当たりの国民総所得が世界4位という豊かさです。

   

街の魅力は「百聞は一見に如かず」でぜひいちど、ホリデイツアーでルクセンブルクへ行ってみて下さい。ホリちゃんの夢は、もっともっとルクセンブルクのツアーが増えてフランスやベルギーの影響を受けた「グルメ」をゆっくり楽しむこと、名産の白ワインや、王室御用達の「オーバーワイス」というブランドのチョコレートや、皇太子妃雅子さまが婚礼の際揃えられたというビレロイ&ボッホ社の陶磁器などのお土産物をもういちどゆっくり見て歩くことです。

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フェルメールの奥さんも楽じゃない

2011-05-11 05:04:22 | デイちゃんオランダ・ベルギー
デイちゃんです

ホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」は絵画が好きな人にはたまらないツアー
でも一口にオランダ・ベルギーと言ってもこの二つの国は全然違う
17世紀はオランダの黄金時代
カトリックでがんじがらめのスペインから独立しばいば~い
貧乏は神様から与えられた罰である金儲けして何が悪い~
が合言葉のプロテスタントを支持し
商人たちが初めて国を率い王侯貴族なんてお呼びじゃない
大海原に出て行き
東インド会社という利益もリスクも山分けねという世界で初めての株式会社を作り
一躍世界のトップに躍り出たまっ金がすべての時代だけどたかだか人口150万人位の小さい国だったから大したもの
その時まだベルギーは国として存在せず
カトリックを支持しスペインの一部にしか過ぎなかった抜けるチャンスを逸しちゃったのね~
だ・か・ら
オランダの絵画が静物画や人物画や風景画などに対しリビングルームにぴったりね~
ベルギーは相変わらずの宗教画教会に飾るからおっきい聖書画がいいなぁ~

で今日の主役はフェルメール

17世紀オランダ黄金時代にまさにデルフトで生きた画家だ
フェルメールに関してはあまりよくわかっていないが
多分この辺りで1632年に生まれて

新教会で洗礼して

8歳でメッヘレンへ引っ越し

20歳でカタリーナと結婚するため市庁舎に公告を出し

同じ年に聖ルカ組合に入り画家として一人前に独立し

36点の絵画を残すものの
43歳で亡くなり旧教会のどこかに葬られこの塔傾いているのわかっていて最後まで作っちゃったの

翌年には奥さん自己破産

これみんな歩いて数分の距離ですからぜ~んぶ近所で済ませちゃった
まさしくデルフトで産まれて生きて死んだ画家半径500メートルっていう感じ

でも奥さん自己破産って・・・尋常じゃない
まさかね・・・やっぱり・・・
ウルトラマリンのせいかしら

このフェルメールブルーとも言われるウルトラマリンは文字どうり海を越えたという意味で
天然ウルトラマリンの原料ラピスラズリは海を越えて遠くアフガニスタンからやってきた
デルフトには東インド会社の港があるからそこで仕入れたのかしら

でもこのウルトラマリン金より高価
普通の画家はもったいないから聖母マリアのマントくらいにしか使わないのに
フェルメールったら少女のターバンだの

女中さんのエプロンだの

あ~あたくさん使っちゃっているもの金に糸目はつけねえぜ
だから奥さんフェルメールが亡くなってから自己破産しちゃったのかな
芸術家の奥さんも楽じゃないのねあんたいい加減にしてよね

フェルメール大好きなら是非ホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」にお越しください
フェルメールの絵画もデルフトの町も思う存分楽しめますよ

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チューリップどアップコレクション

2011-05-08 18:47:11 | デイちゃんオランダ・ベルギー
デイちゃんです

今年の冬は異常に寒くて
アムステルダムを始め軒並みヨーロッパの空港が閉鎖
まあ単に飛行機の翼にかける凍結防止剤を買い控えてただけなんだけどねどこもかしこもみんなケチ
デイちゃんその時点で今年のチューリップは遅いだろうなぁと確信

だって去年だって5月の時点でまだ8度
寒いのは人間だけじゃなく
チューリップも咲いてやるもんかとかたくなで
おかげでキューケンホフの開園期間が通常より大幅に伸びたっけ・・・とたかをくくってたらなんと
今年は4月早々から暑いだから大喜びでとっとと咲いちゃったの

正直チューリップの開花予想は難しい
チューリップは球根を採取するために露地栽培しているので
花が咲いたらすぐ花を摘んでしまい球根を太らせる
チューリップ畑の絨毯が見えるか見えないかはその年の天気次第なのだ
なので開園期間中はいつでもチューリップが見られる予定のキューケンホフは貴重なのだあくまで予定


そう思ってデイちゃんあんまり期待しないでオランダに来たのだが
でもやっぱりもう遅いと思いつつもチューリップ畑が見た~い

ホリデイはいつもBEUKという女王様御用達のバス会社を使っていて

しかもバス会社の車庫がキューケンホフに近いので運転手さんにまだ残っているチューリップ畑をご存じないかとご相談
もうほとんどチューリップは終わってるけど探してみよう
そしたら・・・ほんのわずかだったけどまだチューリップ畑が残っていた

さすが女王様御用達運転手さんありがとう


気持ちが高まりつつキューケンホフに到着
ホリデイではキューケンホフでたっぷり2時間をお約束
ではこれから存分にチューリップどアップコレクションを見ていただきましょう
17世紀にはめずらしいチューリップの球根バブルがおこり
一軒と球根が同じ値段で先物取引がおこなわれていたのもうなずけるくらいの百花繚乱


お天気もよくて気分最高大満足の一日でした
是非ホリデイでオランダ・ベルギーに来て下さいね
選りすぐりのツアーでお待ちしております

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添乗員が勧める!美味しいオランダ・ベルギー

2011-05-07 17:59:01 | デイちゃんオランダ・ベルギー
デイちゃんです

前回のデイちゃんのブログ「ただいまメムリンクと格闘中」読んでねウフッでも書いたように
ホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」は添乗員にとっては徹夜して勉強しないと怖くて行けないところ
でもそれでもデイちゃんがどうしてもオランダ・ベルギーに行きたいのにはもちろん訳がある
なんたって美味しいものがわんさかあるのぉ~相変わらず脳天気
通常添乗員には電話かメールで次のツアーのアサインが来るのだが
デイちゃん春のチューリップの時期にオランダ・ベルギーが入るか入らないかで

会社を脅迫しようかと思うくらい毎年恒例どきどきするのであるまじ脳天気

で晴れてオランダ・ベルギーがアサインされると
今度はパンフレットをじっくり眺め
ちゃんとお目当ての物が買えるか食べられるか行程を真剣に検討
気合いの入れ具合が全然違うしょーもなく脳天気

まずデイちゃんの頭に真っ先に浮かぶのがミニワッフル

アントワープのDesire de Lileというワッフル屋さんなんだけどSchrjnwerkersstraat16

このミニワッフルがす・ご・く・お・い・し・い
一箱4.75ユーロでお土産に最適
ものすごくたくさん詰まっていてもすぐ全部食べられちゃう一度この味を知ってしまうと他のワッフルでは全然物足りない


テイクアウトもあってそっちは2ユーロ

バスに戻る道すがら
アッツアッツを歩きながら食べるのも
デイちゃんのツアーでは当たり前のことでございますきっぱり


ワッフル屋さんから20メートルくらい更に歩くと
またしても有名なクッキー屋さんPhilips BiscuitKorte gasthuisstraat11

アントワープという地名は手を投げるという意味があり
ここののクッキーもはずせない

どちらのお店も地元でとっても愛されている


ホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」ではブルージュで夕食がフリーなのだが

是非この時期食べたいのがホワイトアスパラガス
市場でも太くておいしそうなホワイトアスパラガスがわんさか売られているが

レストランで食べるとこんな感じ

ちゃんと注文を受けてから皮をむき砂糖を少し入れて茹でるから
本当においしいレストランでは注文してから40分くらいはかかるけど
みずみずしくてほんのり甘くて歯ごたえも少し残っていてたまんない旨さ

美食のベルギーばかりなので忘れがちだけどオランダも負けてはいられない
ハーグでマウリッツハウス美術館へ行き

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」などの絵画も見るのだが

その後バスに乗る前にデイちゃんはわざと少し時間をとる
その日の昼食にちゃんと生にしんはツアーでお出しするのだが
このビネンホフの国会議員御用達のにしんスタンドの生にしん衝撃の絶品

ちょうどバスに乗るくらいの時間に店開きするのでデイちゃん絶対にご案内何より大事
本当のオランダ人の生にしんの食べ方はしっぽを持って口を空に向けて食べるのだが
ここは日本人とわかるとちゃんと切ってたまねぎをふりかけて紙の上に置いて出してくれる

注文を受けてから生にしんをさばいてくれるので

脂が乗っていて新鮮でおいしい~ひとつ2ユーロです


あれ皆さまも生唾ごっくんですか
そうしたら是非ホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」に来て下さいね~絶対ね~

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「没落した貴族」 古都ブルージュ

2011-05-03 01:02:49 | ホリちゃんオランダ・ベルギー
ホリちゃんです。この仕事を長くやっていると、ひんぱんにハネムーナーの案内をします。また、新婚さん向けの旅行先はどこが良いか?と聞かれます。どこがいちばん良いかは、その人個人の嗜好や経験、感覚の問題なので、答えるのはとても難しいものです。でも、一般的に、ロマンティックなムードに浸りやすく、散策しやすく、新婚さんに向いている観光地として、ホリちゃんが良く勧める都市の一つがブルージュです。ヨーロッパの中には、中世時代のような大昔に栄えて、その後凋落し、近代化の波から取り残されてしまった、そのために「昔風のたたずまい」が、かえって貴重な観光資源になっている都市がたくさんあります。ドイツのロマンティック街道で訪れるローテンブルグなんかは、その典型でしょう。ベルギー中探しても、あれほど新婚さん向きの雰囲気と甘いムードをもった都市はないと思います。昔の栄光は町の随所にはっきり残っていて偲ぶことができますが、もう全盛期の役割は終わってしまって、さながら「没落した貴族」を見るようです。

   

ホリちゃんが泊まったホテル周辺の運河の様子です。町中運河が縦横にはりめぐらされていて、自動車や大型バスの乗り入れを規制しているブルージュにとっては、運河は交通機関の中枢を占めます。

   

   

また、観光地でなくとも、ホテル周辺の普通の住宅地周辺を散策しても、この通りの美しさです。ホテルから徒歩数分で、中心のマルクト広場まで行くことができます。高さ83mあって、どこからでも目立つ建物が鐘楼です。定時にカリヨン(組み鐘)が美しい音色で時を告げる、世界遺産にもなった街のシンボルです。

   

マルクト広場周辺は、カフェやレストランも多く、お茶をしたり、食事をしたりするにもぴったりですが、その合間に眺めるネオ・ゴシック様式の州庁舎や、切妻屋根のかつてのギルドハウスの家々は、ハッと息を飲む美しさです。

   

それから、となりの広場であるブルグ広場へ行ってみると、市庁舎があります。ホリちゃんたちは、このブルグ広場のレストランで食事をしましたが、4月としては異例の気温の上昇のため、地元の人は外側のテラスでおしゃべりしながら、楽しそうに食べていました。

   

また、この広場の市庁舎の横には、「イエス・キリストの血」という聖遺物をおさめる
聖血礼拝堂があります。ブルグ広場から、中心部を南方向に進んでみると、ベギン会修道院が現れます。これも、世界遺産です。

   

昔、キリスト教の教えをバックボーンに、女性の共同体を組織し、女性の生き方を主導したベギン会が設立し、今は由緒あるベネディクト派の修道院として、世界遺産にも登録された歴史的経緯がありますが、そんなエピソードを知らなくても、新婚さんは、甘いムードに浸って散策するにも絶好のスポットです。

   

ベギン会修道院の回りは、運河が通っていて、運河巡りのボートも、眺めが良いので必ず通ります。

   

また、この近くの愛の湖は、フランスの作家、ヴィクトル・ユーゴが作品にうたった名前ですが、文字通り愛をささやいてもおかしくない静寂と気品のあるたたずまいです。

   

また、ベギン会修道院の回りには、地元の人でにぎわうレストラン街があり、ホリちゃんたちが、お客様に勧めるレストランもあります。また、広場には、馬車がいっぱい待機していて、夜遅くまで観光客の歓声が絶えない場所でもあります。

   

再び、マルクト広場方向へ転じて北へ向かってみると、ノートルダム教会が見事です。
すぐ向かい側にメムリンク美術館というフランドル絵画の素晴らしい美術館がありますが、ノートルダム教会はミケランジェロの「聖母子像」という白大理石の作品が見事です。「聖母教会」ともいわれます。

   

皆さん、ご自身でもホリデイツアーで、オランダ・ベルギーの旅行に参加いただき、ブルージュの気品ある景観に触れてみてください。そして、気に入られたら、特に新婚カップルにブルージュをお勧めしてみて下さい。

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好対照! アムステルダムとデン・ハーグ

2011-05-01 20:21:33 | ホリちゃんオランダ・ベルギー
ホリちゃんです。春もたけなわです。気持ちも身体もリフレッシュして、休むときは休んで、本当の意味のゴールデンウィークを、皆さんすごされるよう、祈っています。今回も、オランダの話題です。オランダの首都は、アムステルダムということになっています。確かに、買物するところはたくさんあって、商業的にはオランダでいちばん賑わっています。ミュージアム広場に行くと、国立博物館やゴッホ美術館まであって、文化・芸術でも、最先端をいっている雰囲気です。

   

   

運河が町の中枢をなして、運河巡りも観光客の楽しみです。

   

   

オランダのどこへ行ってもみられる自転車専用道路も、オランダ1、交通量の多いこの首都とうまく共存しています。

   

かつての城壁の見張り台だったムント・タワーの周辺には、シンゲルの花市があって、ここを見ているだけでも、けっこうな「オランダ花紀行」ができます。

   

一方、ダム広場には、王宮がありますが、今は迎賓館であり、ロイヤル・ファミリーが常時いらっしゃるところではありません。

  

ダム広場から、運河を超えてわずかな距離を歩くと、「飾り窓」とよばれる歓楽街があり、「話題性」だけのために、世界各国から来た観光客がグループでよく物見遊山しています。

   

そこから、またわずかな距離で中央駅に出ますが、デザインは良く言われるように、東京駅八重洲口の雰囲気で似ています。アムステルダムは、商業と経済を牽引していて、ショッピング街、歓楽街を探すならアムステルダムに優るところはないでしょう。しかし、この「首都」には、国会議事堂もなければ、各国大使館・領事館もありません。そうした意味で、行政・外交関係の首都機能は別の都市が担っています。デン・ハーグです。

   

平和宮とよばれるこの古めかしい建物は、国連の関係機関であり、国際司法裁判所の役割を果たしています。

   

警備員が立っていて入場制限していますから、中には入れませんが、門の前で、よく観光客が写真をとっています。

   

無名戦士の墓で手を合わせる人もいます。

   

そして、13世紀の貴族の居城だった、またまた古めかしい建物こそビネンホフこと、国会議事堂です。

   

衛兵さんが立っていて、写真を撮られるのに慣れきっているせいか、表情一つ変えません。アーチの下のマスコットに見えます。

   

国会議事堂は騎士の館と呼ばれ、他にも、総理府や外務省などの行政機関が集まっているところです。

   

ビネンホフ周辺には、マウリッツハイス美術館があって、作品数の少ないフェルメールの主要作品がいくつかあります。「青いターバンの少女」や「デルフトの眺望」など、知名度の高い作品を鑑賞できます。

   

美術館はアムステルダムの国立博物館のように大きくはありませんが、昔、マウリッツ伯爵のプライベートな邸宅だったところがユニークです。

   

個人の邸宅としては、作品のコレクションの充実ぶりに目を見張ります。

  

いずれにしても、ビネンホフと隣接していて、ホフヘイファとよばれる池からの眺めも素晴らしいところです。

   

   

ビネンホフとマウリッツハイス美術館の回りを歩いてみても、中央官庁が多く、霞が関の雰囲気です。こうした、落ち着いた都市は、ロイヤル・ファミリーも好まれ、ベアトリクス女王の執務室もあるノールダインデ宮殿もデン・ハーグにあり、このため、ロイヤルシティとも呼ばれます。余りにも好対照なこの両都市を、ぜひ、ホリデイツアーのオランダ・ベルギーの旅行で効率良く楽しみましょう。

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