ホリデイ現役添乗員日記

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ギリシャの休日は優雅にエーゲ海クルーズ

2011-05-16 18:16:58 | ホリちゃんその他
ホリちゃんです。ギリシャといえば、古代遺跡や神殿が頭に浮かびますが、何といってもエーゲ海、あの青い海、青い空、白い家のイメージも忘れられないですね。ギリシャまでは直行便が通っていないので、必ず数時間の乗り継ぎ時間があるのがネックになっているのか、ギリシャのツアーはそんなに数多くでません。観光資源として魅力的なものは無限にあるのにもったいない話しです。休暇があまり長くとれないという事情も、ハードルを高くしていることでしょう。ホリデイツアーなら、アラブ首長国連邦のアブダビを経由するエティハド航空(EY)を使いますので快適です。エコノミークラスのシートピッチはまずまずだし、機内のエンターテインメントも充実しているし、何といっても、機内食の選択肢が豊富なのが良いですね。日本発着便だから、日本人乗務員が乗っているのはもちろんです。機内食は、①和定食、②チキン洋食、③パスタ、④ベジテリアン(予約要)の4つから選べるし、到着前の朝食の選択肢にも和食のおかゆが入っているので、何となくホッとします。味も中々のもの! へたをすると、日本を代表する航空会社も、和食の味付けで負けていますよ!経営再建課題として、こういうところも見据えてね、経営陣の皆さん、頑張って下さい。JALが心配になるほど、エティハド航空のサービスは素晴らしいということです。もちろん、ビジネスクラスで行っていただければもう数段レベルアップしたサービスやラウンジなどの施設で王様並みの旅が約束されています。

   

エーゲ海クルーズも、3日も4日もクルーズして、複数の島を渡り歩くのも素晴らしいですが、ギリシャのエッセンスだけで、8日間くらいの旅で済ませたいと考えている人にとっては、ハードルが高く無理でしょう。ホリデイツアーでは、アテネに3連泊している間の日帰りでエーゲ海クルーズに行って帰って来られるのです。

   

クルーズ船は、数百人乗れる大型船ですし、色々な人種・国籍の人との混乗です。でも、ホリデイツアーで行く人は、必ず日本人スタッフのいるクルーズ船で、乗船と同時に日本語で丁寧なガイダンスとスケジュール説明もあるし、クルーズ中も要所要所で日本語のアナウンスが聞こえるので何の心配も要りません。添乗員もいますから。退屈しないように、ご覧のような船内ブティックでバッグやアクセサリーを眺めたり買物も楽しめます。はじめに案内されるこの2階がメインキャビンです。この下に1階のフロアがあって、食事やダンスショーなどのイベントに使われています。そして、もちろん、屋上デッキに居てもいいし、好きなように写真を撮りながら青い空と途中の景観を満喫できます。

   

アテネから遠くない、サロニコス湾内クルーズで、3つの特徴ある島を巡って日帰りできます。コンパクトにしてエッセンシャルです!最初の島は、アテネから最も遠いですが、2時間40分くらいかけて、イドラ島に寄港します。

   

各島とも、必ず寄港して、自由に散策する時間が設けられています。大体1時間~1時間半くらいの滞在です。イドラ島は、昔のイタリアのヴェネツィアのように、海上貿易で巨万の冨を築いたリッチな島です。かつての豪商たちが町を豊かにしたせいか、多くの芸術家が移り住んでいる芸術家の島です。芸術家はネコが好きなのか、ネコがイドラ島が好きなのか、わかりませんが、イドラ島で下船すると、足元にネコがいっぱい寄ってきます。

   

   

   

いつのまにか、こんなに、そしてこの3倍も???

   

ネコの島でもあり、いじめる人もいないし、天敵もいないし、ストレスがないせいか、人になついてのんびりしています。ホリちゃんなんか、パンをあげても無視されて、鳥肉なら食べるというから、何という贅沢!

   

下船して散策しても、およそ15分で町の端から端まで歩けます。こじんまりしていて綺麗です。

   

自動車の乗り入れ規制をしていて、ロバの町でもあります。

   

イドラ島を出発してまもなく船内1階のダイニングルームで昼食をとります。この日はサラダ、ローストポ-ク、デザートのセットメニューでした。食事を終えてくつろいでいると、2番目の島、ポロス島に到着です。

   

3つの島ではいちばん小さいですが、白い家とオレンジ色の屋根が青空によく映えて美しい島です。海岸に沿って散歩すると、ヨットやクルーザーがいくつも停泊していて、リッチなリゾート地に来た気分です。

   

   

   

出港すると、日がさんさんと降り注いで天気が良いので、屋上のデッキですごす人が多いです。クルーズ中の景観にも変化があって楽しいです。

   

   

   

   

最後、3番目の島、エギナ島に到着する頃、もう夕方になっています。

   

エギナ島は、昔、独立の都市国家(ポリス)として、アテネと覇権争いをしたことのある規模も勢力も大きい島です。アテネのパルテノン神殿と張り合うようなアフェア神殿をもっています。クルーズ船主催のオプションとして、バスツアーが出ますから、申し込んで行ってみると見事です。

   

   

このような保存度が高い神殿の説明を日本語で聞き、写真もとれます。

   

欧米人も団体旅行大好きで、欧米版ホリデイツアーがいっぱい出ています。

   

アフェア神殿の後、外側の写真の時間だけですが、聖ネクタリオス修道院でも降ります

   

それと、このエギナ島は、ピスタチオの名産地で、ピスタチオ畑の写真を撮ったり、ピスタチオ工場見学や売店での買い物時間もとってあります。

   

ピスタチオに限らず、アーモンドやナッツ系のお土産、オリーブの実やオリーブオイルは、3つの島のどこでも買えます。水分が少なくても育つ乾燥に強いこれらの植物は、ギリシャ人にとって、昔から天与の恩恵でした。

   

エギナ島を出港して、アテネに戻って来る標準的な時間は、19:20くらいです。
朝は、7時すぎにはホテルを出て、8時30分には出発しますから、一日がかりですが
日帰りできます。

   

ホリデイツアーでは、火曜日に日本を出発して、6日目の日曜日にエーゲ海クルーズと決まっています。日曜日は街中に残っていても、お店がみんな閉まっていますので、見学と買物の両方が楽しめるエーゲ海クルーズは日曜日お勧めで、そういう細かいところまで良く考えて作られています。まさに、「ギリシャの休日は優雅にエーゲ海クルーズ」の夢はホリデイツアーで実現します。

   

それだけでなく、ホリデイツアーでは、クルーズ終了後、アクロポリスの丘に行き、パルテノン神殿のライトアップも楽しめます。これも良い想い出となるでしょう。

   

唯一のオプションの夕食を選択すれば、アクロポリスのパルテノン神殿前の名門レストランで食事ができます。そうすれば、食事の間ずっと、ライトアップの景観はあなたのものです。

   

ぜひ、ホリデイツアーでギリシャにお出かけになり、多様な楽しみを味わって下さい。

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