ホリちゃんですときどき、「ホリデイツアー説明会」に出席して話をします。講師として、ホリデイツアーの日程や現地事情の説明を行い、納得がいけば、できるだけその場で申し込みも受けたいというのが本音ですね参加者も、これから申し込みをするかもしれない「検討中」の方もいれば、既に申し込み済みの方もいて、一枚岩ではない、様々な思惑が交差している場です
説明会の主催者側は、できるだけ、「楽しさ」の演出とともに、ホリデイツアーの良さと参加した場合のメリットを印象づけて、その場での申し込みに結びつけてもらいたいと思っています。一方、ホリちゃんのような、本職=添乗員の講師は、自分や仲間の添乗員が、そのお客様を担当したときにクレームが出ないように、マイナス要因やデメリットも含めて、あれも言わなければ、これも言わなければという心理になりがちですこの「添乗員目線」も必要なのですが、度が過ぎるとその場の楽しさの演出ができません。また、何より楽しみにして、ワクワクする気持ちで会場にきてくれたお客様のニーズにも合いません。それで、ほど良いバランス感覚をもってお話しするのがベストなのですが、なかなかこれが思ったより簡単ではありません
一通り話が終わった後のQ&Aの時間になると皆さんの本音が出ます。飛んでくる質問を受けると、そもそもそのお客様が何を期待して、何を目的として、説明会に来られたかがよく解ります。同時に、お客様の要求水準がツアーの内容や値段と食い違っていると、参加しても満足が得られないので、そこは、心苦しくても前もって言っておかなければなりません説明会は、大体、国別やテーマ別になっています。テーマ別とは、例えば、「ヨーロッパのクリスマスツアー」とか、「北欧のオーロラ」などなどです。南米の説明会を担当した方からは、こんなことをききました。「これから、11月~3月にかけて、日本が冬のときに行けば、南半球は季節が逆で真夏ですね」と切りだして、現地の気候や服装の話をしようと思っていたら、早速あるお客様が手を挙げて、「成田空港まで着て来たダウンコートは要らないですよね!出発のとき、あずかってくれて、帰ってきたとき渡してもらうと、助かるんですけどね!」と講師が予期していなかった「先制パンチ」なるほど、こういう本音を上手に拾っていけば、企画のヒントになるかもしれない、とのこと。実現可能性は別として、どんなサービスを期待しているか、何をすれば喜ばれるかのヒントになるというのですね
ホリちゃんも「オーロラ説明会」では、「何月何日出発がいちばん見える確率が高いのでしょう?」と、ひとたび答えれば重大な責任が発生する質問を受けました。また、別の担当者が、この期間、オーロラ発生率が非常に高いと説明しますと、それだけで、その期間例外なくオーロラが見えると期待されてしまう方がいます。また、「ヨーロッパのクリスマスツアー」の説明会では、「ドイツ5日間、14万4000円」というツアーがあって、正直、すいぶん「勉強しすぎ」で、どうやって利益を出すの?と思う低価格の商品があります。ところが、説明会の参加者の本音の部分では、ちっとも安いと思っていないことがわかります。実態は低価格商品なのに、参加する方は、安いと思っていないのだから、そのことを正面から受け止めて案内にあたっていかなければ!と仕切り直しをしました。
皆さん、ホリデイツアーの説明会は、1年通して行われています。最寄りの近畿日本ツーチストの支店、営業所でもわかるし、パンフレットの裏面などによく説明会の案内が載っています。お得なクリスマスツアーやオーロラツアーは、催行決定していても、まだまだ申し込みの枠はありますので、ぜひお出かけ下さい
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説明会の主催者側は、できるだけ、「楽しさ」の演出とともに、ホリデイツアーの良さと参加した場合のメリットを印象づけて、その場での申し込みに結びつけてもらいたいと思っています。一方、ホリちゃんのような、本職=添乗員の講師は、自分や仲間の添乗員が、そのお客様を担当したときにクレームが出ないように、マイナス要因やデメリットも含めて、あれも言わなければ、これも言わなければという心理になりがちですこの「添乗員目線」も必要なのですが、度が過ぎるとその場の楽しさの演出ができません。また、何より楽しみにして、ワクワクする気持ちで会場にきてくれたお客様のニーズにも合いません。それで、ほど良いバランス感覚をもってお話しするのがベストなのですが、なかなかこれが思ったより簡単ではありません
一通り話が終わった後のQ&Aの時間になると皆さんの本音が出ます。飛んでくる質問を受けると、そもそもそのお客様が何を期待して、何を目的として、説明会に来られたかがよく解ります。同時に、お客様の要求水準がツアーの内容や値段と食い違っていると、参加しても満足が得られないので、そこは、心苦しくても前もって言っておかなければなりません説明会は、大体、国別やテーマ別になっています。テーマ別とは、例えば、「ヨーロッパのクリスマスツアー」とか、「北欧のオーロラ」などなどです。南米の説明会を担当した方からは、こんなことをききました。「これから、11月~3月にかけて、日本が冬のときに行けば、南半球は季節が逆で真夏ですね」と切りだして、現地の気候や服装の話をしようと思っていたら、早速あるお客様が手を挙げて、「成田空港まで着て来たダウンコートは要らないですよね!出発のとき、あずかってくれて、帰ってきたとき渡してもらうと、助かるんですけどね!」と講師が予期していなかった「先制パンチ」なるほど、こういう本音を上手に拾っていけば、企画のヒントになるかもしれない、とのこと。実現可能性は別として、どんなサービスを期待しているか、何をすれば喜ばれるかのヒントになるというのですね
ホリちゃんも「オーロラ説明会」では、「何月何日出発がいちばん見える確率が高いのでしょう?」と、ひとたび答えれば重大な責任が発生する質問を受けました。また、別の担当者が、この期間、オーロラ発生率が非常に高いと説明しますと、それだけで、その期間例外なくオーロラが見えると期待されてしまう方がいます。また、「ヨーロッパのクリスマスツアー」の説明会では、「ドイツ5日間、14万4000円」というツアーがあって、正直、すいぶん「勉強しすぎ」で、どうやって利益を出すの?と思う低価格の商品があります。ところが、説明会の参加者の本音の部分では、ちっとも安いと思っていないことがわかります。実態は低価格商品なのに、参加する方は、安いと思っていないのだから、そのことを正面から受け止めて案内にあたっていかなければ!と仕切り直しをしました。
皆さん、ホリデイツアーの説明会は、1年通して行われています。最寄りの近畿日本ツーチストの支店、営業所でもわかるし、パンフレットの裏面などによく説明会の案内が載っています。お得なクリスマスツアーやオーロラツアーは、催行決定していても、まだまだ申し込みの枠はありますので、ぜひお出かけ下さい
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